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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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今日も製版作業です。
夕方に帰ってから、お仕事しています。
まだ1版目だけの製版。ひたすら点を打ったり、線を引いたり。




久々に版画のお仕事にガーっと集中したので心地よい疲れ。こんなときには精神をほぐすために、美味しいウィスキーでも呑めると幸せだけど、今日はお休み。

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朝はお届け物をしに行く。
その後、ひさびさのランチはプチラパンへ。やっぱりプチラパンは美味しい。ブロッコリーのポタージュも最高!ちょっと頼みごとをしてみる。

午後は沙美のアトリエでお仕事。

帰宅して夜は銅版の製版。

ちょっと複雑な腐蝕に挑戦。うまくいきますでしょうか。
おもしろそうです。

このブログhttp://prints.blog.shinobi.jp/ですべて見れます。

朝から丸亀はあーとらんどギャラリーへ。
茶屋町駅から行くと四国はとっても近いことに驚く。電車賃も片道710円ですから。
ただ、坂出で乗り換えるつもりが、高松まで行ってしまい引き返すことになったのはいつものこと。どうもトンチンカン。

あーとらんどギャラリーに行ったのは林孝彦さんの展覧会が行われているから。複雑で緻密な腐蝕とマチエールによる世界に圧倒されました。心のエネルギーが溜まりました。オーナーさんには作品も見ていただき、大いに刺激をいただきました。

海を渡る。


物語のある景色。


四国の山の形はとても興味深い。


予定より早く帰って来れたので、岡山・テトラへドロンに行って作品を受け取る。

今日から製版をはじめる。やっぱり製版している時は楽しい。

今日から今期の版画講座も始まりました。
新しい方も入ってくださって、にぎやかな雰囲気で始まりました。すこし面白くなりそうな感じもあります。人が制作をしているのを見ると、無性に自分も制作をしたくなります。

帰宅してからは昨日の続きで壁紙貼り。たくさん銅板を切断したので貼るのもたくさんです。

美術館の方にちょっとした企画をお願いしてみる。

昨日、とうとう眼鏡のフレームが壊れる。もう何度も応急処置をしてもらっているので、意を決して買うことにする。視力の悪さには自信があるので、けっこういいお値段になってしまいました。

昨日は佐藤朋子さんの展覧会のオープニングパーティへ行って、そのまま撃沈。

今日は今まで溜まっていた版の印刷も終了したので、大学に銅板を切りに行く。銅の重さに耐え兼ねたみたいで腰が痛い。あまり重労働は御免だ。

帰宅してからは切ってきた版に防蝕用の壁紙を貼る。今日中には終わらず、明日も続きを。

壁紙を貼って、版面をサンドペーパーなどで磨いて製版準備は完了。

明日から美術館の版画教室も開講です。こちらも心機一転、頑張ります。

午前の教室を終えて、岡山へ。

岡山県立美術館「表装の美」、天神山文化プラザ「永田広志展」、天満屋岡山店「青地秀太郎遺作展」「藤田哲英陶芸展」、ギャラリーさとう「彫刻展 春のうた」、アートガーデン「佐藤智美展」を見る。

県美では吉次さん、天プラでは川崎さん、寺見さんに遭う。さらにアートガーデンでは佐藤さんと佐藤さんと岸本さんと椿さんに遭い、びっくりする。縁と血液型の話をする。(岡山で活躍する美術関係者は佐藤さんがとっても多い。面白い。)
大橋さんに強引にお願い事をしてしまう。なんだか申し訳ない気もしてきた。

帰宅して版画を刷る。明日には印刷も終了しそうだ。いい感じ!

朝は子供たちの教室をして、昼から淳風会の佐藤さんの展覧会の搬入に立ち会う。

佐藤さんは私と一緒に第2回秀桜基金留学賞を受賞されたお方。そのご縁もあって淳風会で展覧会をされることになりました。
今まで描き溜めた作品がズラズラっとならんでいます。4階の会場は大作群が所狭しと並び圧倒の空間、1階は小品が軽快に展示されています。
じんわりと想いが波動となって迫ってきます。






普段働かないものだから、久しぶりに動くと疲れちゃうのです。
夜は朦朧としながらも、次の版の印刷の準備と試し刷り。
そして印刷。もう少し頑張って寝よう。


★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第2回秀桜基金留学賞受賞記念
佐藤 朋子 個展
会期:2008年3月24日(火)~4月26日(土)
会場:淳風会健康管理センター
   tel.086-226-2666 fax.086-226-0370

朝から彼岸のお客様がおいででした。
午前中は1枚版画を刷って昼からお出かけ。
帰宅して夜に印刷中だった作品もようやく印刷も終了。
明日から製版が終了している最後の版の印刷に掛かります。

全体的に、なぜか焼き鳥を買い過ぎるというハプニングのおかげで、たくさんを焼き鳥を食べたり、散歩の途中で海岸を掘ってみると浅利を見つけたりの一日。もうすぐ潮干狩りの季節がやってくる。


色鉛筆ボックスです。
箱に色を塗り、我儘を言って先輩に金箔を貼ってもらった物で、私の大切な物のひとつ。当初はもっと別の物を入れる予定でしたが、最近ようやく色鉛筆を仕舞うことに落ち着きました。

昼は小野須磨子さんに誘われてエフエムくらしきのラジオ番組「小野須磨子のごごいちラジオ」に出演。
10分くらいでしたが秀桜基金に関するお話でした。

帰宅するとお彼岸ということで、親戚が次々と来客中。

夕方から残っている版画の刷りに取り掛かる。もうちょっと、もうちょっと。
ごそごそしていると、アトリエの写真を発見。とてもきれいだ。

今はもう物と作業で溢れ返っております。

懸案のウェルカムボードもいよいよ完成。
四苦八苦したものの出来上がるとまぁ、いいんじゃないの出来栄え。
あとは明日、スチレンボードを買ってきて貼り付けるだけ。
なによりも予定よりもずいぶんと早く迎えた完成にいい感じ、いい感じ。



何よりも久しぶりに持った筆は、不思議な感じ。
やはり色を塗っているとそれなりに満足感はあるのだけど、イラストレーションになってしまう。絵画とイラストレーションの違いをまじまじと実感。
まだまだ絵を描く糸口はつかめないまま。

秀桜基金留学賞を戴きまして、昨日は授賞式でした。
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/03/15/2008031508093284001.html
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/03/18/2008031809513642018.html
祝賀会ではたくさんの方々に祝っていただき、感激の嵐。
9月後半を目処にイタリアに1年ほど居る予定です。

平出 隆「遊歩のグラフィスム」、現代詩手帖特集版「春日井建の世界」を買う。詩人の言葉は、一言一言に色や温度、それ以外を感じれて興味が強い。「春日井建」の中には寺山修司の文章があった。なんでたったこれだけの文章に狂気を閉じ込めることのができるのか。
星新一の伝記も欲しかったがフトコロがNG。

制作は昨日の続き、ウェルカムボード。

今日は本業の版画作品の制作もあるのですが、友人に頼まれた結婚式のウェルカムボードなるものの制作をいたしました。
酔っ払った勢いというわけではありませんが、二つ返事で引き受けたのはいいのですが、後から似顔絵でね、と言われて苦心惨憺の有様です。「似顔絵」が「苦い顔絵」にならないようにがんばっております。まったくのイレギュラーな仕事に戸惑いつつも、久々に筆を持ってアクリル絵具で色を塗っていくなかで、このような感覚を自分が忘れていたことに少々驚いています。
ともあれ、新郎新婦が喜んでくれるものが、出来るといいなと、思いつつ色塗りを暫く楽しんでみようと思ったのでありました。


いよいよ明日は授賞式です。楽しみ半分、緊張半分であります。

ボチボチと制作しております。

ひたすら印刷の日々。今の版とその次の版の印刷が終わったら、すぐに大作の製版に掛かります。
僕は版を製版しているときが一番楽しく、眠れなくなるほどに興奮する瞬間です。製版は下絵、いわば設計図のようなものを作り、それを頼りに瞬時の判断で腐蝕したり切り刻んだりと、どんどん版に傷をつけていくのです。
そして迷わず判断するために常に層(レイヤー)を断面として意識して制作する必要があるように思います。地層のようなものです。


私自身の経験を元に、下絵はこのようにシンプルなものです。それには、ここに至るまでにスケッチブックの中で、しっかり熟成させてあげる必要があります。
花粉なのか風邪なのかとうとう発熱に至りました。
どうもおかしいなと昨晩、計ってみると37.4℃でした。
で今朝、病院に行ってもよく分からず、まぁ風邪でしょうということで、薬をたくさんいただいてまいりました。
肝臓の薬とあわせて、錠剤4粒、顆粒2袋と重病人の勢いです。
で寝てるときに限ってよく電話が掛かってくるものなのですね。
ラジオ出演の依頼と展覧会出品の依頼でした。


中西夏之先生より展覧会のお知らせをいただきました。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

中西夏之 新作展 絵画の鎖・光の森
於:渋谷区立松涛美術館
期2008年4月8日~5月25日

行ってみたいと考えています。

ぼちぼちと版画なんか刷ったりしています。
今日はピンク色の版画でした。

刷っていても、本を読んでいても、車を運転していても鼻水とくしゃみの攻撃に耐えられず、何度も心が萎えそうになっています。

そして、アレルギーの性なのか身体中が痒いのです。あーん、やになっちゃう。


そして昨日、頼んでいたところから買ってきた木のおうち。
私はこの形に弱いのです。

おかげさまで好評のうちにテトラへドロン「Okayama Prints Collection 2008」は終了を迎えました。
今回は私のタイミングがなかなか合わず、ほとんど会場に居ることがかないませんでした。申し訳なく思っています。
画廊の平田さんをはじめ、様々な方にお世話になって、本当に感謝しています。うまく次につながってこの企画の第2弾、第3弾が行えるとよいと思っています。ホント感謝感謝の展覧会でした。


しかし、この花粉はなんなのでしょうか。思考能力がいつもの半分だよ、まったく。発狂しそうです。
智に働けば角がたつ、情に掉させば流される、、、で有名な夏目漱石の草枕を読んでおります。
草枕の主人公も絵描きさんという具合に作者の夏目さん、芸術への造詣も深く、全編を通して語られる芸術についての論は、なかなかのものがあります。自身でも水彩画を描いては友人知人に送りまくり、果てはあなたもお描きなさい、そしてハガキをくださいと勧めまくったとの事です。
ちなみに日本で最初にダ・ヴィンチのモナ・リザについて言及しているのも夏目漱石です。




Okayama Prints Collection 2008は3月10日(月)まで開催中です。
展覧会場をちょいと利用してこんな感じに。




Okayama Prints Collection 2008は3月10日(月)まで開催中です。

明日は玉島でワークショップです。
会場の蔵の様子はこんな感じです。




先輩が撮ってくれた写真をいただきました。

夜はNHK-BS2「フォークの達人◆下田逸郎」しみじみと沁みました。牡蠣のオイルサーディンを肴にビール、ワイン、日本酒、グラッパをいただきました。オイルサーディンのオイルが旨くて、パンにつけてもいけます。お酒は新潟の菅名岳、剛毅なイメージの飾り気のない、これまた旨いお酒。


ニュースでメジャーリーグに行った黒田投手の異国で仕事するということへの不安感のインターヴュウがあった。ひじょうに興味を持って見る。共感を持つ、というかなるほど、、です。

今回の展覧会のテーマは実はアナログとデジタルです。

今現在、印刷技術の発展が目覚しいのは周知の通りである。それはデジタル技術の目覚しい発達とともにある。
私たちが制作している版画も印刷である。印刷の中では非常にアナログな手法で制作されている。なにせ200年以上も前に出来上がった技法で印刷しているのだから。むしろアナログの最たるものと言えるだろう。そしてそのアナログの究極のひとつの形が版画集であると信じている。

こんなに印刷技術は発展しているのに、なぜ我々は未だにアナログな版画にこだわり、制作しているのだろうか。
その答えはOkayama Prints Collection 2008において探していただきたいと思う。。


仕事場の近所の菜の花畑では黄色い波が押し寄せてきます。


ただいま印刷中の版。印刷してみると、予想通り緑色と黒色が鮮やかに立ち上がってきました。「音連れの庭」シリーズ10点目かな。

最近、プロフェッショナルというものについて考える機会が多い。それは作家についてもそうだし、ギャラリーについてもそうだ。
終わることは始まることでもあります。
長い長い打ち合わせ期間と下準備、2日間にわたる展示が今日で終わり、展覧会が始まります。
そして展覧会が始まると、もう終わるときまでまっしぐらです。

自分で言うのもなんですが、今回は興味深い展示が出来たのではないかと思っています。
どうぞ、ご高覧ください。

展示風景はまた明日以降にでも。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
Okayama Prints Collection 2008
2008年2月27日(水)~3月10日(月)
art space テトラへドロン
 岡山県岡山市表町1-9-44
   tel.086-223-3155
   fax.086-212-1010
出品作家: 高橋 秀、髙原 洋一、高木 俊宏、関崎 哲、真重 涼香、岡村 勇佑


みんなで黙々と50部の版画集を箱詰め作業中の様子。

僕は横でのんびりとマイペースでしたが。
3月2日倉敷市玉島地域では玉島ひな祭りが行われます。
そのイベントの一環として紙版画のワークショップを行います。

こんな感じの内容です。

イメージを決めて厚紙をどんどん重ねて貼り付けて版を作る


版に絵具を塗る


刷る紙を乗せて一気にバレンで摺る


こんな感じに出来上がりました


★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ワークショップ
「みんな大好き!紙版画に挑戦!」
2008年3月2日
倉敷市玉島 安藤嘉助商店倉
時間中、不定期開催(ずーっとやってる予定です)
Okayama Prints Collection 2008
2008年2月27日(水)~3月10日(月)
art space テトラへドロン
 岡山県岡山市表町1-9-44
   tel.086-223-3155
   fax.086-212-1010
出品作家: 高橋 秀、髙原 洋一、高木 俊宏、関崎 哲、真重 涼香、岡村 勇佑

岡山初の試みとして岡山県を中心に活躍している美術作家6名の版画を1冊の版画集にした展覧会です。



今日の水彩画教室で描いたトマト。野菜の中でも鮮やかに熟した赤と葉の緑の対比が美しい色彩の傑作。

染まる海と棚引く空が出遭い、想いを放り投げると今晩は満月でした。




帰宅すると、画材屋さんから絵具とジャグリングショップから風船が届いておりました。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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