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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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今日は「広重」展

コルソ美術館にて。

広重って浮世絵の歌川(安藤)広重です。
東海道53次で有名な人。

この展覧会はホノルル美術アカデミーの所蔵の浮世絵を紹介する展覧会。

浮世絵のサイズというのは大体決まっている物なのですが、初めて見るサイズが何種類かあって、驚きました。
お札のようなサイズとか、うんと縦長のものまであって、面白い。

展覧会の構成が素晴らしい。
イタリアの展覧会は予算に余裕があるのか、アイデアがいっぱいあるのか、面白い演出。


会場入ってすぐに浮世絵のような緩やかなアーチを描いた橋。
その脇に坪庭、江戸時代の情緒を思い描かせるような障子。


幟も沢山あったり、鳥の鳴き声、人々の喧噪のBGMが流れたり、大きな鳥居が部屋のしきりに使ったり、所々に障子を置いてみたり、江戸の雰囲気を紹介しようと様々な工夫が見られます。
極めつけは、受付とかの係員の女性が全員、着物をアレンジした服を着ていました。
このイタリア人の展示を楽しもうという姿勢には感心します。
日本でも展示にこれぐらいの余裕が出てくると、もっともっと楽しい展覧会が出来るんだと思います。


合間に漢字を書いてみようというコーナー。
この板に水で濡らした指とか筆とかで書くと、濡れた所が色が濃くなるという寸法の物。
面白い、欲しかった。
会場の最後、グッズコーナーに売っていました。
ブッダボードてなもんですね。

もちろん広重の絵も良かったです。
意外に、版木の彫りがザックリと大まかな物とか、微妙に色ズレがあったりしましたが、保存状態も含め、重要なコレクションです。


展覧会後、近くまで来たので、ローマで一番美味しいと評判のジェラテリア、サン・クリスピーノへ。


トレビの泉の近く(ローマに来て7ヶ月目にして初めてトレビの泉にやってきました、デカイです)。
食べたのはピスタチオのアイスクリーム。
コーンがなくてカップだけっていうのと少々お高いのが玉に傷ですが、クリーミーで軽くてめちゃ美味しいです。
食べた端から次のが食べたくなっちゃう。


夜は法王様のパスクアのお祈りのあるコロッセオ。
人が沢山居るの嫌いなので、早々に帰りました。
帰ったらテレビで中継してました。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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