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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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昨日は"La notte dei musei(美術館の夜)"というイベントがありました。
このイベントはフランスがヨーロッパ各国に声をかけて実現して、今回でもう何回目かだそうです。

ローマではあちこちの美術館、博物館、歴史的建築物などで夜の8時から日付をまたいで2時まで無料で入館出来るという日でした。
展覧会とかだけじゃなくてコンサートも開かれていたようです。

夜間(深夜)な上に無料ですから、どこの施設も沢山の人でにぎわっていたそうです。
友達に誘われて僕が行ったのはクイリナーレの未来派の展覧会。
前も1度見ていましたが、会期終了直前にもう1度見ることが出来ていい勉強になりました。

何より感心したのはイタリア人の文化に対する関心の高さと、政府が主導して文化を広めて行こうと言う姿勢。
クイリナーレも本当にたくさんの人でした。
クイリナーレに行く途中もいくつかの美術館の前を通りましたが、どこも長蛇の列。
中に入ると、みんな思い思い楽しんでいる。
一瞬、本当に夜なのかと疑いました。

そして先ほど政府の姿勢と書きましたが、この日は地下鉄も夜中の3時まで動いているのです。
(もっともローマには夜間バスと言って昼間とは違うルートだけど夜専用のバスもありますが。)
行きたくても交通手段がないといけないのですが、きちんと折衝してます。
この点には感心しました。

さらに美術館の周りを見るとレストランとかバールが超満員で大流行りなのです。
お祭りのような雰囲気でした。
これって下手なことするより経済効果高いと思うのですがどうなんでしょうか。
実際、僕もローマで一番美味しいジェラテリア”サンクリスピーノ”でアイスを食べ、ローマで一番美味しいバール”サンテウスタッキオ”でコーヒーを飲みました。


トレビの泉です。
夜中1時をまわっているのにも関わらず、この人出。


交通手段を含め様々な環境面で日本ではこういうことは難しいんだろうなぁと思い、イタリアが羨ましくなりました。


サンタンジェロ城も綺麗です。
映画「天使と悪魔」ですね。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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