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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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ローマに帰って来てから随分経ってしまったけど、今更ながらにフィレンツェの続きを簡単にアップ。
フィレンツェのあとはヴェネチア、ミラノとまわりました。
今回はヴェネチア。

ヴェネチアに着いたとたんにビックリしました。
写真、映像では知っていたけど本当にこんな所があるのかと思いました。



ローマでも驚いたけどヴェネチアも不思議な所です。
空気も人々の心も空に昇華していっているような気がします。


ヴェネチアビエンナーレ
展示場は大会場2つ(アルセナーレとジャルディーノ)とヴェネチア全体にある様々な施設に無数に点在しています。
正直、あまり興味のある展示はありませんでした。
やっぱり、1点や2点では判断しきれないということもあるし、個人的に立体だとか映像とかに魅かれない所為もあるとは思います。
しかし、改めて思うのは、平面の力をもう一度示さなければならないということ。
カタログ買いましたので見たい方は言ってください。

ペギー・グッゲンハイム・コレクション


本当に良質の現代絵画(といってもちょっと前)のコレクションを見る。
これを見ると日本にある作品(同じ作家の)てロクナモノないじゃんと思ってしまう。
企画展でロバート・ラウシェンバーグの立体作品の展覧会をしている。
ラウシェンバーグの立体は初めて見る。
すっごい感動した。
言ってしまえば既にスクラップになってしまったような、どうしようもない機械などの部品を寄せ集めて全く別の物を作り上げる。
硬いものを柔らかく、汚いものを美しく、生き物のようであったり、全く別の機械であったり、スピード、力、激しさ、優しさ、微笑み、見る我々に与える感情の豊かさには降参。
こんなことが出来るなんて知らなかった。
今更だけど、もう一度勉強してみる価値あり。
これもカタログ買いました。

プンタ・デッラ・ドガーナとパラッツォ・グラッシ
プンタ・デッラ・ドガーナは安藤忠雄さんの建築で話題になったところ。
こことグラッシ宮殿の両館で開催中の展覧会「MAPPING THE STUDIO」。
ここもグッゲンハイムに続いてスゴいよかった。
マルレーネ・デュマス、リュック・タイマンス、シグマール・ポルケ、ジェフ・クーンズ、村上隆、サイ・トゥオンブリなど最新の現代絵画がたくさん見れました。
この規模の展覧会は日本では開催不可能なんじゃないのかという内容。
この展覧会に関してはカタログを買いませんでした。
でもローマで売っていたら買おうと思います。


やっぱりヴィエンナーレの関係か現代アートがたくさん見れて、幸せになって、いろいろ刺激を受けることが出来ました。
ということでヴェネチアが大好きになって、あっという間に3日間が過ぎていきました。
やっぱり3日じゃ足りないなぁ。



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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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