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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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フィレンツェに今回行きたかったのはウフィツィ美術館に行きたかったから。
いくらフィレンツェに行ったと言ってもウフィツィ美術館に行かなければ行った意味にはならないと考えていました。

有り難いことに予約していただいたのでスムーズに入館できました。
美術館で手帳にメモをしたことをそのまま以下に書き写す。


フィリッポ・リッピ、たおやかな気品に心を奪われる。

フィリッピーノ・リッピ、単独で見ると素晴らしい作品もあるが父フィリッポに比べるとぎこちなく感じる。

ギルランダイオ、端正でカッコいい。

ボッティチェリ、シックな色、かなり重い色を使っているのに軽い、輪郭線ー細部をしっかり線(優美な曲線)で描いているからか、構成は抜群、ヴィーナスの誕生のアエレオが軽く浮いている。
思ったより黒系の色をたくさん使っている。知的な印象を与える→イタリアぽくない?プリマヴェーラ、ヴィーナスの誕生が思ったより大きくなくて不思議な感じ。けっこう花柄の服の女性が沢山出てくる、意外にお洒落じゃないですか。

レオナルド・ダ・ヴィンチ、師匠ヴェロッキオとの受胎告知の合作。軽やかな天使に目が行く。普通の受胎告知は柱、壁などで空間が分断されるのだがなぜ一つの空間の中での出来事なのか。むしろなぜ空間が分断されているか。

ミケランジェロ、ひじょうに鮮やかな色彩。蛍光のようなピンクには驚いた。額の3D表現にもビックリ。

このようなことを思いながら(未整理だけど)ぐるぐる巡る。


ウフィツィ美術館、渡り廊下より。

そういえばツアーガイドの人ってなぜ絵の一番真ん前に立って説明するのでしょうね。
絵を見る側にとっては邪魔で仕様がないのですが。
絵ではなくてガイドさんが主役になったようですね。


美術館よりヴァザルリの回廊、ポンテ・ヴェッキオを眺める。

これを見るとフィレンツェってメディチ家という合い言葉に全てつながっていくのだなぁと納得。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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