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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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9月始めの季節は全体的にパリへの観光客は少ないんじゃないかと思う。
気候も丁度良く、随分歩きやすかった。


さてパリの3大美術館の一つ、ルーブル美術館へ。

いつもチケットを買うのにたいへんな行列の美術館ですが、事前にパリミュージアムパスを買っていたのでスムーズに入館。
このミュージアムパス、加盟している美術館(ほとんどの美術館)の入館料がナント無料になるのです。
と言うことはチケット売り場に列ばなくて良いのです。
素晴らしいシステムです。
2日券、4日券、6日券があります。



しかしルーブル美術館、広すぎ。
最後の方にはフラフラ、麻痺してしまって作品の善し悪しは分かっても感動も何もあったものではない。
それでも全ての作品が名作、傑作というばかりではない。
教科書でみたような作品ばかり。
そんななかでも気になる作家は、フィリッポ・リッピ、フラ・ディアマンテ、ピサネッロ、ギルランダイオ、ジュゼッペ・アルチンボルト、ジョバンニ・フランチェスコ・カボト、ジョルジョ・ド・ラ・トゥール、ホルバイン、クラナッハ、ブリューゲル、ヤン・ファン・エイク、ジョゼ・リーフェリンセぐらいか。

その間、窓から外を見ると、降ったり晴れたり降ったり晴れたりの繰り返し。
不思議な天気です。

なんとか見終わると、まだ時間があるので対岸のオルセー美術館へ。
以前はたいへんに興味のあった印象派も、最近の興味はゼロに近い。
それでもボナールなどのナビ派には興味を持っていて、見たいと思っていたので、ここで見れたのは有り難い。
つらつら眺めて思うのはゴッホやセザンヌなどのpost- impressionnismeを「後期印象派」と訳するのは間違いじゃないのかと思う。

前来た時よりもルドンの展示作品が少なくて残念。
日本でも話題だったヴィルヘルム・ハンマースホイも展示されていた。
あまり好きではないゴッホだけど、やっぱり良い作品には感動する。

5時半閉館ギリギリまで居てヘロヘロになって美術館を出る。
やっぱりルーブル・オルセーの2館を1日に廻ってしっかり見るというのは目も脳も随分疲れる。
いっぺんに見れると言うのは有り難いけど、もう少しまとめて手頃なサイズの美術館がつくづく好きだなと思う。


アレクサンドル3世橋とエッフェル塔。


夜のエッフェル塔。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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