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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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パリの旅記事ももう少しでおしまいです。
予定ではこれを入れて2回。

秀桜基金仲間の佐藤さんが丁度今パリに行っていることで(あまり関係ないですか?)、今回は訪れた画材屋さんを中心に。

まずはCHARBONNEL(シャルボネ)。


世界中の版画家は大概お世話になっているであろう銅版画材料の老舗シャルボネ本店。
もちろん僕にも憧れの場所。
ノートルダム寺院の向かいモンテベロ通りにあります。

銅版画材料と親会社であるルフランの製品を中心の品揃え。
きれいに整頓された品揃え、インク以外の道具に至っては商品見本しか表に出さず、あとは棚の中に丁寧に保管され表からは見えない。
画材屋とはいえパリのエスプリを感じる。
そして圧巻の驚きは、製造元だけあってさすがにインクが安いこと。
60ccインクで6.9〜19.65ユーロですから。
予算がもっとあればもっと買っていたかったけど、それでもエレガントな店員さんが、あらあらこんなに買うの!とビックリされるほど買ったらしい。
いろいろフランス語で言ってくれるだけどよくわからないのが残念。
ちなみに缶の方が割安なのだけど、どうしても乾燥が早くなってしまうので僕はチューブの方が好みなのでチューブを買う。


製本、修復材料屋さんのRELMA

ここは上記のシャルボネの近くにあります。
ここはスゴかった。
何部屋かあるのだけど、一つの部屋は4面上から下まで皮だらけ、もう一つの部屋は同じようにマーブル紙、それ以外の材料も沢山あって選びきれない。
シャルボネもそうだけど、ここに居るだけで幸せ、時間がどんどん過ぎていく。

それで憧れの羊皮紙をとうとう買いました。
1枚で80ユーロ。
さぁ、どう使おう、嬉しい悩みなり。


そして一般向けの画材屋Rougier & Plé (ルージエ・プレ)。


何店舗かあるみたいですが僕はボーマルシェ通り沿いにある店へ。
地下から3階までが画材でびっしり。
絵具とかばっかりではなくて工作用品も沢山。
やはり当然ですがフランス製の製品などは日本に比べると安いですね。
ありがたやありがたや。


他に行ったお店はSENNELIER(セヌリエ)。
ルーブル美術館の対岸にあるピカソ、セザンヌも御用達の名店ですね。


紙製品の専門店Papier +(パピエ・プリュス)

同じくCalligrane(カリグラン)
この2店は向かい合ってあります。

びっくりするほどお洒落な封筒、ノート、手帳、函、、、。
参考資料、参考資料、、、と思いつつ購入。


と、このように予算を無視して買い漁ってしまったので、後々の家計に響いていることをこの時は自覚していませんでしたが、それはまた別のお話。


さてこのころパリはすでに夏から秋の雰囲気。



残暑厳しいローマから丁度いい感じに避暑に来たみたいで過ごしやすい。
実はこのあとローマに帰って来て、たった1週間の間に残暑が消えて急に涼しくなっていたのには正直戸惑いました。


宿から見えた夕日もちょっとローマとは違う気配でした。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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