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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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今日こそはシティパスを買おうとインフォメーションへ。
やはりイフ島は渡れないけど、その隣のフリオウル島へは行けるとのこと。
じゃぁっていうことでフリオウル島へ。


手前の城のような要塞のような塔のある島がイフ島。
その向こうはマルセイユの町。
イフ島というのは主に政治犯が投獄されていたイフ城のある小さな島のこと。
小説「モンテ・クリスト伯(巌窟王)」の主人公が閉じ込められ、脱獄したことでも有名。


ジェットコースターのようによく揺れる船に乗って、フリオウル島へ。
結構お洒落なマンションと、その下の港沿いにはバール、レストランがいっぱいありました。
そのなかの一軒で昼食をとったのですが、意外に美味しくてびっくりしてしまいました。


魚のスープ、パンに付けて食べます。
ブイヤベースの具がない版です。
島時間のおかげで1時間半に1本の船には乗り過ごしてしまいましたが、それはそれでのんびりできてよかったです。
風は強かったのですが、ガラス越しなので太陽の光が直当たります。
そうすると汗が出るほどの陽気になります。
南仏の光はなかなかすごいです。


やはりここも要塞の島でした。


対岸にも要塞があります。


全部が岩で来ています。
島だから風が強いです。
波も超強いです。


でも海の色は綺麗です。
景色も面白いです。


じつはここ二つの島をこの堤防?カランクで繋ぎ合わせているのです。

のんびりと待ちに戻って美術館を巡ります。
ちょっと遠いマルセイユ美術館は2010年まで工事で閉館中ということで残念。
カンティーナ美術館は近、現代美術の美術館。
ル・コルビジュエ、Victor Brauner、Olivier Debre、Raoul Ubacの作品が面白い。
驚いたことに白髪一雄(大作2点、中品1点)、吉原治良(中品1点)がある。
フランスでは具体の評価が進んでいるみたいです。

そうこうしているうちに時間は過ぎ、美術館、博物館は閉館の時間となりました。


こうしてマルセイユの日は沈んでいきました。
というところでカメラのバッテリーが切れてしまいました。
残念。

行く所も無いのでたまたまやってきたバスに乗って行ったマルセイユのシンボル、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ(聖堂)に。
なんとここはマルセイユを遥かに見下ろし、目の前が海という所にあるのですが、時間は夕日時。
階段を上って行くと目の前に今まで見たことのない夕日があるのです。
海は深いプルシャンブルー、そして夕日は西瓜のような赤。
視線を町に向けると紫色の夜の中にレモンイエロー、赤色の光があります。
めちゃくちゃ綺麗です。
聖堂の中の天井も青色と金色できれいでした。

ここはオススメです。
素晴らしい所です。
ここならまた来てもいいなと思う場所でした。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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