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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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早く起きてチェックアウト。
駅に着くと乗るはずの列車は既に50分遅れの表示。
ニースでの乗り換え時間を30分しかとっていなかったため、かなり焦る。
その前の寝台車(これも1時間半遅れのものでしたが)に、えーいままよと乗っちゃう。
出発した早々、疲れた気分のまま2時間半でニースに着く。

ニースに着くと表示板のジェノヴァ行きの列車のところにバスのマークが?
なにあのマーク?って聞くとバスだよと平然と答える。
あっちって外の方を指差す。
行ってみると人がワンヤワンヤといる。
バスは乗せれるだけの人を乗せて出発。
残った人たちにはFのプラットフォームに行けっていう。
じゃぁ最初からそう言えばいいのに。
右に左に揺さぶられる我々、客。


マルセイユ、サン・ニコラ要塞の入り口より。

結局、列車は各駅でイタリア側の国境駅Ventimigliaまで出るらしい。
天気のいい日で、カンヌ、モナコなど聞いたことのある名前の駅を通り過ぎ、素晴らしい海景を眺めながらVentimigliaに着く。
やはり今回もフランス側のストだったみたいだ。
駅に着くと我々がニースで乗るはずだった139番「花のリヴィエラ」号がのんびりと待っている。
またも右に地中海を、左手にアルプスを望みながらの絶景三昧。
このあたりは旅行雑誌に特集を組まれるような名物風景路線なのです。
あるていど時間通りに出発、時間通りにジェノヴァに到着。


地中海。

乗り継ぎに1時間半もあるので、勝手知ったるジェノヴァの町に出てのんびり昼食。
ローマまでは時間通り。
それでも朝7時にマルセイユを発って、ローマに着いたのは夜8時半。
13時間半の列車旅。
意外だったのはイタリアでの時間の遅れ、変更などがないのに対して、フランス側の多かったこと。
毎回こんなのでしょうか。

ちょっとスリルの多い旅で、何度か目的地に着かないかもと思いましたが、幸い怖い目にも遭わずなんとかなりました。
出会う人たちに、親切な人が多かったのもラッキーだったのでしょう。

次につながりそうなイメージもいくつか拾えたこともいい感じ。
このイメージをもう少しローマにいる間にうまく熟成させれたらと思っています。


船上よりイフ島。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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