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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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Okayama Prints Collection 2008
2008年2月27日(水)~3月10日(月)
art space テトラへドロン
 岡山県岡山市表町1-9-44
   tel.086-223-3155
   fax.086-212-1010
出品作家: 高橋 秀、髙原 洋一、高木 俊宏、関崎 哲、真重 涼香、岡村 勇佑

岡山初の試みとして岡山県を中心に活躍している美術作家6名の版画を1冊の版画集にした展覧会です。



今日の水彩画教室で描いたトマト。野菜の中でも鮮やかに熟した赤と葉の緑の対比が美しい色彩の傑作。
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染まる海と棚引く空が出遭い、想いを放り投げると今晩は満月でした。




帰宅すると、画材屋さんから絵具とジャグリングショップから風船が届いておりました。

http://prints.blog.shinobi.jpかタイトルの左上のところをクリックするとこのブログの前文を見ることができます。
版画教室が今期の最終日だったので生徒の皆さんの作品講評会をしました。作品に真面目に対峙したら、自分でもびっくりするくらい疲れ果ててしまった。明らかに其々の作品の持つパワーに負けてしまい、最後は自分でも何言ってるか分からなかった。
帰ってくるときも、自転車でフラフラ。

夜は昨日の製版の続きと、たまっている版の印刷に取り掛かる。


今日はこんなのを刷りました。この後にシンコレを加えてプレス機で印刷です。
昼は国際ホテルで打ち合わせと、そのついでに雑貨屋さんを紹介される。いろいろご縁のある方みたいで、木の雑貨をオーダーメイドしてみる。

先日からの小さな版を試し刷り。

版に残ったインクもきれいです。本当はすべて紙に転写されるといいのですが、、、。

そういえば以前、友達に誘われて出たインターネットラジオがアップされてました。
「ハチと社長」
ラジオなのに風船芸したりジャグリングしたりとむちゃくちゃでした。
淳風会健康管理センターで居森幸子さんの展覧会が始まりました。

居森幸子展
会期:2008年2月17日(月)~3月22日(土)
会場:淳風会健康管理センター   tel.086-226-2666 fax.086-226-0370

本日はオープニングパーティでした。
淳風会さんのおかげで今回も素敵なパーティを催していただけることが出来ました。
案の定、私も痛飲。



おかげさまでなんとか淳風会健康管理センターでの展覧会も終了。
搬出と次の展覧会「居森幸子展」の搬入のお手伝い。
明日はオープニングパーティです。

作品も何点かお嫁に行くことになり、ありがたい限りです。
帰宅してからは、売れた作品の額の手配したり、お手紙書いたり、ごにょごにょと。

へろへろにお疲れなのに、印刷しなきゃいけない版も、湿した紙も3作品分あるのに、なぜか製版をしてしまう今日この頃。怒涛です。

8×6センチという小さな銅板。僕はこのくらいのサイズが大好きです。

今回もつくづく思うのは、作品を作って「ハイ、おしまい」というのではなくて、作品を発表するというところまでが作品作りの最低限の区切りだということ。あまりに作品発表に無頓着な人が多いなぁ、という気がする。だって展覧会場って我々の戦場ですよ。生活掛かってんじゃん。
って僕は思うんですけど。
昼から秀先生夫妻とVIPなお客様を乗せて備後芸術の館へ。
片道1時間半なのと、ちょいと緊張しての運転なのでお疲れです。
長時間、軽自動車に4人乗ったのでエコノミー症候群になりそうでした。

帰りに大学によって銅板を切ってくる。
そういえば日経新聞にまたまた銅も値上がりって出てましたね。
悲しい、、、。

帰宅すると12時を回っておりました。
今後の展覧会の予定です。

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Okayama Prints Collection 2008
2008年2月27日(水)~3月10日(月)
art space テトラへドロン
 岡山県岡山市表町1-9-44
   tel.086-223-3155
   fax.086-212-1010
岡山初の試みとして岡山県を中心に活躍している美術作家6名の版画を1冊の版画集にした展覧会です。

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岡村勇佑版画展-音連れの庭から・緑(仮)-
2008年5月21日(水)~6月3日(火)
アートガーデン
 岡山市富町1-8-6
   TEL&FAX 086-254-5559
今回は緑色をメインカラーにして作品を展示したいと考えています。(紫色を研究しようとすると、なぜか緑色が避けられなくなってしまったのです。)様々な緑色と周りの色に与える、ないし与えられる影響を観察したいと思っています。


★★★★★
岡山県立倉敷青陵高等学校創立100周年記念OB美術展
2008年10月7日(火)~10月13日(月)
倉敷市立美術館
私の母校の100年記念の美術展です。私も実行委員として微力ながらお手伝いさせていただいています。
美術館の版画教室の日。行く前に加計美術館の博士課程の修了制作展に寄るつもりが、別の画廊によってしまい立ち寄れず。

版画教室では生徒さんの銅版画の刷りの手伝い。自分では絶対したくないという複雑な色分けとグラデーション。自分ではエディションを取ることを考えて、あまり複雑な色分けをしないように自制していますが(というか、複雑だと瞬間瞬間の判断が多すぎてパニクってしまうのです)、今日はとことん。でもやってみると楽しい。なんとなく次に繋がりそうなテクニックも発見。
良い勉強になりました。

でもこの教室で僕が学んだことは、もっとひとつの作品について粘らなきゃいけないということ。みなさんすごい粘りです。

帰宅中に旧中国画材、現アムスに寄る。店舗内容は全然変わっていない様子。自分の必要なものだけは、とりあえず確認。マスキングテープ、水張りテープ、、、。これからも頑張ってください、よろしくお願いします、とエールの交換。

帰宅して、誕生日祝いと称してワイン、ネロ・ダーヴォラを一杯、グラッパ、グリーヴェを一杯。
豊かなフルーツの香りでガツンとくるグラッパはワインを搾った後の葡萄を蒸留させて作るお酒。なんだか、身体の中が浄化されるようで
大好きなのです。

夜は昨日試し刷りした版画(右)を刷って、もう一点(左)を試し刷りする。

右の赤丸は和紙をシンコレしています。

さてこれから確定申告の準備をしなきゃ。今年もどうにもなりません。
昨日は自分のミスやらお使いやらがあって結局沙美のアトリエを3往復。
昼過ぎから備後芸術の館で高橋秀先生が地元の作家さんたちと懇談会をするというので運転手としてついて行きました。いろいろ話をしたのだけど、地元の作家さんたちと我々との社会への意識があまりに違い、少々というか大分落胆。すごい経歴を持っておられる作家さんもたくさん居られましたが、絵を描く理由が「好きだから」だけってのはねぇ、、、。
残念ながら、高橋先生が言ったことは分かってもらえていない様子。
結局10時前には帰宅ながらも、なんだか疲れてしまってそのまま就寝。
ま、世の中ってのはこういうことの連続なのさ、って言ってみたりして。

今日は午後に時間があったので、大学の研究室にお菓子とワインを持ってご機嫌伺いに。その後、沙美のアトリエで印刷物の続き。
帰宅してから版画の試し刷り。なかなかうまくいきません。


結局、一番最初に刷ったのがイメージに近いのかなぁ。
朝は子供のお絵かき教室。
午後は版画集の目録をプリンターでシコシコと印刷。
半分ぐらい終わったかな。

こんなカレンダーが出来ています。

夕陽がきれいだったので沙美のアトリエからパチリ。

アトリエからは沙美の海を舞台に夕陽のショーを良く見ることが出来ます。この夕陽劇場、すっごい綺麗でいつ見ても飽きないんですよね。


版画集用の作品がサインも入れ終わってようやく完成。
沙美のアトリエでのお仕事が終わって、カレンダーの色校とDM、チラシ、パンフレットがテトラへドロンに届いたということで、打ち合わせを兼ねて受け取りに岡山まで。
カレンダーいい仕上がりです。さすが、アート印刷さん。今回のはミュージアムグッズレベルのものを作りたいと願っていたので、変則的なデザインで面白いです。
画像は近日公開いたします。

ちょいと急いでいたので高速を法定速度内でぶっ飛ばす。

中国画材が野田店の閉店に伴い、在庫一掃セールをやっていたので瞬間的に様子見。明後日までなのでもう一度行ってもいいかな。

というわけでまた明日も朝から頑張ろう。
朝は水彩教室でした。本日が前期最終日なので講評会を行う。何度かやったことはあるものの20名の作品を2時間ぶっ通しでお話するというのはなかなかに根気のいることだなぁと実感。でも皆さん個性豊かでそれぞれに見るところがあるので楽しいです。
それにつけても先生、先生と呼ばれるのはどうも苦手だなぁ。

午後は沙美のアトリエでのんびりとお仕事。明日の子供教室の課題はお雛様を描くのです。

夜は笠岡ので下田逸郎ライブ。下田さんのライブは年に2回の楽しみ。大学2年のときにラジオとマックスファクターのCMで知ってからですから、かれこれ10年近く聞き続けております。今回もとても素敵で不思議な雰囲気。「夜の海」を生で聞けたのにはびっくり。このたびNHK-BSのフォークの達人にご出演との事です。08年3月1日23:00~。
ついでにリンクを。
下田逸郎ひとひらconnection
youtubの映像

帰ってきてからは、版画集のために刷った版画の水張りをはがし、はがし、はがし、、、必要なサイズに切り、切り、切り、、、。終わりませんでした。続きは明日。


昼過ぎ、写真家の中村昭夫さんの訃報に接する。お悪いとは伺っていましたが、あまりの早さに言葉をなくしました。倉敷の写真を撮ったら、世界一の方でした。心よりご冥福を祈ります。
沙美のアトリエに向かう途中の菜の花畑もだんだんと黄色が目立って来て、着実に春の訪れを感じます。
この菜の花畑は道の曲がり角にあるのですが、もう少しすると、車で曲がった瞬間に眩しいほどの黄色が目に飛び込んでくるでしょう。本当にこの色に出会うとパーンと音がして何が起きたのか分からなくなるほどです。いまから楽しみです。


帰ってからずっと版画刷ってんだけどうまくいかない。版の傷が深すぎて紙がインクをちゃんと拾ってくれないのです。
この場合の対処法としては
・プレス圧を上げる
・フェルト、ラシャの交換、調整
・インクを焼き亜麻仁油で軟らかくする。

うーむ、うまくいかない。
もう少し研究の余地有のようです。


昨日からイタリーに滞在のためのビザについて調べているのですが、よく分かりません。よーし、明日イタリー大使館に電話してみよう。
今日は美術館の版画教室。皆さんそれぞれ、楽しく版画を作られております。僕は邪魔しないようにそっとしております。生徒さんに金柑をいただきました。久しぶりの金柑は爽やかでいいですね。

帰宅してからは、昨日ずっと試し刷りしていた作品2点の刷り。

ま、こんなもんかな。
左のはもう少し手を入れてみたい気もするので、エステート違いを作ってみようかしら。

昨日は淳風会に用事のあったついでに、岡山県立美術館の荒川豊蔵展に行ってみました。会場に入った頭から荒川豊蔵のコレクションしていた陶器の名品にノックアウト。すごいコレクションでした。欲しい、、。
でも頭にあれ見たら、あとはちょっと食傷気味だなぁ。

今日は外でのお仕事がなかったので、おうちで仕事。
昨日で、版画集用の作品は刷り終えたので、今日から新しい作品へ取り掛かる。
昼間は延々試し刷りをして、夜はその版の本刷り。
途中、雁皮紙が剥がれたり、インクが足りなくなったりとトラブルはあるものの、なんとか刷りきる。
それなりのものが出来たかなと思う(思いたい)。
タイトルは「音連れの庭 No.5」となる予定。

休憩がてらコンビニで宅配便送ったり、本屋で買い物したりと。
・BRUTUS 633号 特集:すいすい理解(わか)る現代アート。
  全部知ってることじゃん。
・NHK 知るを楽しむ テキスト
  最近興味ある2人、松岡正剛が白川静について語るのです。
・星々の舟 村山由佳
  タイトルに惹かれました。

昨日は風船関係の新年会でなじみのプチラパンへ。
相変わらず美味しい料理で感激尽くし。

牡蠣のポテト巻きのフリット。
マル秘肉のポトフ
鰆料理
サラダ
豚足の赤ワイン煮。
ペペロンチーノ。
等をいただきました。

マル秘肉ってのは、私も生まれてはじめて食べたお肉で、味も正体も本当にびっくり。
何のお肉かはここでは書きませんが、知りたい方は行ってみてはどうでしょうか。シェフいわく風邪をひかなくなるそうです。

失敗したのは持っていったワインの保存状態が悪く飲むに耐えられなかったこと。かなり良いワインだっただけに残念。(去年の夏の酷暑で、我が家のワインが大ダメージを被ったのでした、ヤバイ、、、エーン。)

店を出ると外はこの冬3度目の雪でありました。
あまりの寒さにいつものバーによってアイリッシュコーヒーをいただきました。


今朝、出勤途中にある菜の花畑は雪と菜の花できれいなコントラストで感激。

私の師である高橋秀の1954年から2007年までの作品を集めた展覧会が出身地である備後で始まります。今日は搬入・展示でした。
備後地域に所蔵されている作品とアトリエから持ってきた作品がきれいに出会い、すんなりと展示できました。


高橋秀1954-2007作品展
会期:2008年2月2日(土)~2月24日(日)
会場:備後芸術の館◆来夢来人
    広島県府中市中須町508-1
    tel. 0847-52-5445


8号くらいのサイズから100号まで展示されています。


ピカピカしている作品は備後のライオンズクラブに頼まれて作った壁画の原画になります。


この備後芸術の館には備後地域(主に岡山西部、広島東部)にゆかりのある芸術家の作品が所狭しと集められ、展観されています。まだまだ知名度は低いですが、オーナーの志は大変なものが伺えます。

会期も半ばですが展覧会のご案内です。
私もスタッフを勤める秀 art studioのグループショーです。

秀 art studioスタッフによる新春”寿”展
会期:2008年1月15日(火)~2月16日(土)
会場:淳風会健康管理センター
   tel.086-226-2666 fax.086-226-0370



中央の大きな作品は秀 art studio代表で私のボスの高橋秀の40年前の作品です。かなり珍しいものです。
ちなみに私は大作(とはいえ60×45cm程度ですが)4点、小品4点の出品です。
今日は水曜日で美術館で版画講座の日。
私の担当は中級銅版画・中級石版画講座です。まだまだ知られていませんが、倉敷市立美術館の版画講座は、設備的にもかなり優れているものがあり、都会の美術館にも負けないものだと思っています。(事実、私の通った大学よりは立派なのです、、、。)それに定期的にここまで利用されているのも中国地方では稀有ではないでしょうか。もっとアピールしないともったいないよね。
そんな、版画教室の設備の画像もそのうちアップしたいと思います。

で、帰ってからは、アトリエとかをごにょごにょ整理して、作品も掛け替えたりして、版画の印刷。
こんな感じで刷りあがっています。



あと30枚。ぼちぼちと頑張ります。
ただいま画廊の企画で6名の作家で一冊の版画集を作る企画に参加しています。
で、その作品の刷りをひたすらしています。
普段はエディション7部なのが今回は50部なのでメッキ処理もお願いして、印刷しています。以前メッキを頼んだときは版の凹凸が硬くなって刷られたインクが硬い印象があったけど、今回の版は製版の段階でかなり軟らかく作ったつもりなのでメッキ処理してもあまり気にならない。しかしメッキすると刷り易い。ありがたや、ありがたや。
写真は2版目をするところ。1版目を刷った後、プレス機のローラーに挟んだままにしておくと、多色刷りでもズレなく刷れます。


製版済みの版がまだたくさんあるので、もうしばらくは印刷の日々です。

私は銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。

色彩と銅版画
主に色彩では紫から発生した色の拡がり、色材としとしての物質と視覚される色との差異を研究しています。そして絶え間なく移ろい続ける色彩現象を、顕現させるための手段としてエッチングプレス機の強力な圧力を用いて紙に色材を定着させる銅版画を選択しました。

生活にアートを
アートはわれわれ人間の生活における心の肥やしです。展覧会、ワークショップ、アートイベント、アート教室等の活動を通して、すこしでも心のエネルギーを増幅させるために尽力しています。そしてそれはわれわれアートに携わる人間の使命です。


岡村 勇佑
yusuke-okamrua@mtb.biglobe.ne.jp

yumikobo-tokonoma.jpg

プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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