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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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丸亀のあーとらんどギャラリーさんのグループ展に出品させて頂きます。
昨年に引き続いて2回目の参加となります。
中くらいの作品1点と小品2点です。
小品の方は出来立てホヤホヤの新作です。

骨付鶏を食べるついでにご高覧いただけますと、幸いです。



★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2012−2013様々な邂逅展 -新たな時代感覚へ-

Part 1
2012年12月6日(木)~12月24日(月・祝)
Part 2
2013年1月10日(木)~1月27日(日)

あーとらんどギャラリー
〒763-0022 香川県丸亀市浜町4番地
tel : 0877-24-0927

PR
福山市の展ギャラリーでの個展が開催中です。
日曜日までです。
新作16点に旧作2点を加えた展示となりました。
また過去の小品、版画集も参考資料として持って来ています。
ご高覧下さい。



広島県福山市の展ギャラリーで個展をさせて頂きます。
「花」と「舟」と「イカロス」をモチーフにした新作の銅版画20点弱を展示予定です。
展ギャラリーさんでは初めての作品発表となります。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆
岡村勇佑 版画展<花とイカロス>
2012年11月22日(木)~12月2日(日)
展ギャラリー
〒720-0825 広島県福山市沖野上町2丁目2-28ヒューマンズ沖野上 1F
tel : 084-925-6160






展覧会のお知らせです。
私も毎回お手伝いさせて頂いています岡山の淳風会 健康管理センター内のギャラリーでの展覧会が50回目を迎えます。
2007年からだいたい1月半に1回のペースで展覧会をしてきましたが、50回目となることを記念して、今まで展示して頂いた作家さんたちによるグループショーです。

私は新作の小品2点と淳風会に寄贈している作品1点を展示予定です。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆
高橋 秀監修50回記念展覧会
会期:2012年11月26日(月)~2013年1月5日(土)
会場:淳風会健康管理センター
   1F ガレリア・アリエッタ 4F スペースヴェーネレ
   〒700-0913 岡山市北区大供2-3-1
   tel.086-226-2666 fax.086-226-0370
当然、初日18時よりオープニングパーティがあります。





▶出品作家◀
居森 幸子 / 岡村 勇佑 / 岡本 裕馬 / 小田 宏子 / 児玉 知己 / 近藤 照恵 /
佐伯 裕一 / 佐藤 朋子 / 高橋 在 / 高橋 秀 / 椿 苑 / 長原 勲 / 原田 雅嗣 /
藤田 桜 / 堀口 華江 / 真重 涼香 / 三宅 弘子 / 宮崎 政史 / 村松 加奈子 /
山江 真友美 / 山内 逸郎

セルビアから本がやって来た。
すっかり忘れていたのだけど、セルビアの展覧会に出品したときのカタログだった。
10cm前後と可愛いサイズだけど非常にしっかりした本で、好感が持てる。
なによりも500点以上の作品が全てフルカラーで載っていて、国状を考えてもたいへんな努力をされているのだと思う。
世界がアートで繋がると言うのは素晴らしいことだ。

思いがけないプレゼントにとても嬉しい気分の朝でした。



11th InternationalBiennial of Miniature Art, Gornji Milanovac, Serbia 

ホームページの更新のやり方が分からなくなっていて、
時間が掛かっていましたが、ようやく更新出来ました。
今後の展覧会スケジュールなどをアップしています。

音連れの庭から http://prints.ehoh.net/

今日は版画普及活動のお仕事で、岡山県立美術館でリトグラフのワークショップでした。
最初このオファーを頂いた時、え、マジで、本当に出来るのかな、、、とかかなり不安でした。
特に、リトプレスではなくエッチングプレスで印刷可能か、というのが最大の課題でした。
そしてそれ以外の道具を揃えるのも一苦労なのが目に見えていましたが、担当の学芸員さんの熱意に押されるように、精一杯やってみようとお受けしました。
実際、学芸員の方もリトグラフの必要備品の多さには驚いた様です。

2ヶ月間しっかり準備しておいたので、始めてみるとまことに順調にワークショップをすることが出来たのにはホッとしました。
方法を練りに練ったこともあり、リトグラフとは切っても切れない、描いたイメージが出て来ない、版が真っ黒に潰れるといったトラブルも一切なく、最後まで刷れたのは正直、奇跡に近いことだと思っています。
なかなか実際の制作でも難しいことなのです。
しかも黒1色でしか刷れなかったとは言え、10時から16時半まで時間ぴっちりに終わることが出来たことは、予想外の上出来でした。

参加者の方に取ってはかなり難しい技法だったとは思いましたが、体験することでリトグラフというものを分かって頂けたのはありがたいことでした。
そして皆さん口々に面白かった、続きをしたいと言うようなことを言って下さったのが、とても嬉しかったです。
自分にとっても大きな自信となった一日でした。

なによりお手伝いをして下さいました岡山県立美術館の学芸員、スタッフ、研修生の方々、そして道具を快く貸して下さいました関係者各位に心より御礼を申し上げます。


運び込まれるプレス機。



また美術館ではシャガール展を開催中でして、その中で、実に重要な版画作品が多数出品されていました。
銅版画集の「聖書」、リトグラフ版画集の「ダフニスとクロエ」、「サーカス」など美術史上でもかなり名作傑作と言われる作品たちです。
これらがずらっと並んでいるのは壮観でした。
油彩目当てのお客さんには版画がいっぱい、と思われるかもしれませんが、版画家の私としては垂涎物の展覧会でした。
会期終了前に、もう一度じっくり見てみたいと思っています。
相変わらずエアブラシの先っぽは見つからないままなのですが。

ちょっと用があって日帰りで東京に行ってきました。
先月は新幹線で行ってヘトヘトに疲れてしまったので、今回は飛行機で行きました。
やっぱり飛行機は便利で、家から出て2時間で東京に着きました。

ポルトガルの人に会う用だったのですが、私は英語がめっぽう苦手だったのですが、ありがたいことにイタリア語が通じたので、なんとかコミュニケーションをとることが出来ました。

神保町の古書街もふらふらすることが出来て、なかなかに楽しい時間で、好きな本に囲まれているというのは幸せなひとときでした。



羽田空港の屋上に展望デッキがあることに初めて知りました。
なかなかに壮観でした。

エアブラシの先っぽの部分がどこかに行ってしまった。
たしか以前、綺麗に掃除して片付けたはずなんだけど、、、
使いたい時にすんなり出て来ないと言うので、仕事が滞り気味。
まったくもって残念な話。

整理整頓をしすぎると、返って分からなくなってしまうのである。
きっと忘れた頃にでてくるのだろうか。
早く忘れることにしよう。

梅雨明けと同時の連日の暑さに、制作していてもクラクラしそうです。
暑さには滅法強いので、少々の暑さには平気です。
でも汗が銅版の上に落ちると、制作に支障が出るので落ちないように落ちないように気を付けないといけないのが厄介です。
というわけで、2日連続でシエスタをとって、昼寝してしまいました。
これからもっと暑くなるのだろうから、今後の対策を上手くとらないといけません。

銅版画はともかくリトグラフの作家さんはたいへんなんだろうなぁ。


ちょっと前に登った寄島の青佐山。
この目の前の青佐鼻海水浴場がアナジャコの穫れる浜です

このたび岡山県立美術館で「アートの錬金術・リトグラフ」というワークショップをすることになりました。
「リトグラフ」と言う名前に聞き馴染みはあっても、一般的に分かりづらい版の構造をしているリトグラフを、体験してもらうことで理解してもらいたいという企画です。

詳しくは岡山県立美術館にお尋ね下さい。

アートの錬金術・リトグラフ
2012年8月11日 10:00〜16:00
岡山県立美術館
講師:岡村 勇佑




東京で食べた九段下、イタリア文化会館の近くのイタリア料理店、
CUCCINA ITALIANA TORUchioさんの魔女風のパスタ。
ちょっぴり辛くて刺激的で、胃にガツンとくるのが懐かしく、ローマの味を思い出しました。
高橋在展の展示、オープニングへ行って参りました。
久々の東京の町に圧倒されながらも、やっぱりこんな感じなのね、と妙に納得するところもありました。

展示は知り合いの東京の画廊の方が手伝って下さったのでとってもスムーズに、しかもかっこ良く出来ました。


早速、専用のホームページも出来た様です。
Portoni di Roma.com
作品の一部を見ることも出来ます。

21日まで東京・九段下のイタリア文化会館です。

倉敷、玉島の和菓子屋さん松涛園さんと呑もう!呑もう!となってようやく機会を得ました。
絵描きの先輩方と一緒にドンチャンドンチャン楽しい夜でした。。
最後にフルーツを、、ということで出て来たのがこれ。


2度見してしまいました。
この一瞬の為に松涛園さんが拵えて来て下さっていたのでした。
食べるのが勿体無い美しさに躊躇いつつも日本の美を思いました。
よう写しませんでしたけど、ヘタもお尻もよい色気でした。
真摯な職人の技を改めて感じて、自分も一生懸命制作しないと行けない、と思いない直した夜でした。

ちっちゃなシールをずっと貼っています。



ようやく落ち着いてきて制作に取り掛かれています。
おかげさまでこの夏のワークショップや来年の展覧会の予定なども詰まりつつあります。
また近付いてきましたら詳細を報告します。

制作の終わりに次へ移行する気持ちを落ち着けるのはアトリエの掃除です。
制作の始めに心を落ち着けるのは、ビュランやベルソーを研ぐことかな、と最近気がつきました。
新しい砥石を使うと研ぎ過ぎたりしたときに、いつでも元に戻せるのです。
その分、気持ちも楽に道具を扱えています。
いつでも振り出しに戻せる(気持ちも道具も)ニュートラルの状態で居れるのがありがたいのだと思います。


今日昼に行ったかも川手延素麺の大水車。
麺蔵人で美味しいうどんを食べました。








毎年、後半(10月〜半年間)ふくやま美術館でエッチング講座を開講しています。
お手伝いのような役で私が講師を務めさせてもらっています。
ほとんどの方々がエッチングを初めて体験するのですが、なんと版画集を作ろうと言うことになりました。
なにせ初めてだから版画集を作る=エディションをとる、ということの難しさを知らないこともあり皆さん乗り気でしたが、実は私は「ほんまかいな」、と不安だったのです。
しかし怖いもの知らずの素晴らしい勢いで、完成しました。
しかも教えた私が言うのもなんですが、クオリティが高い!



左上のタトウは私が作りまして、14種類すべて色が違います。
特別講師の田中先生も参加して下さり、とても豪華な版画集となりました。
10作品、エディション14部です。
自分の作品だけでなく、他の人の作品も入って一冊にまとめてある、こういうことができることが版画の大きな特徴です。
作品を作ることがより大きな喜びへと繋がるのも楽しいものです。


皆さん、楽しんで頂けたようで、半年間、美術館のエッチング講座がお休みの間が勿体無いと月に1回、エッチング同好会を立ち上げてさらに面白い作品にむけて進んでいます。
ささやかですが私もお手伝いさせて頂いています。
福山の銅版画が面白くなって来ています。

高州のシーズンが始まりました。
この日は潮が3cmに引くということで地元、県外からたくさん人が来ていました。

ちょっと水は冷たかったけど、海の中をザブザブ歩いて貝を掘るというのは一種の快感であります。


夕陽もとても綺麗で貝も穫りたいし、夕焼けも撮りたいし悩ましい瞬間でした。

結果として今年は不思議なことに貝が全体的に少ないような感じがしました。
タイラギ狙いで行ったのだけど、ひとつも当たりませんでした。
その分、ハボウキも少ないような気がしました。


とはいえ、ニシ貝を主にツメタ貝、ヒメ貝が沢山穫れたので嬉しいことは嬉しいのです。
中ぐらいのバケツに一杯ほど。

まだ水温が低いからだとは思いますが、これから徐々に増えてくるとますます楽しくなってきます。

沙美海岸の手長ダコもその所為かまだ少ないようです。

ひょんなことからナポリで撮った写真が展示されることになりました。
もう3年前に撮った写真ですが、Fiat Cafeのイベントで使われます。
フィリッポさんの本の出版記念で、フィリッポさんの活動を軸に、ナポリの素晴らしさをご紹介しようというイベントです。
FIAT Cafe(フィアット カフェ)はイタリアの車メーカーFIATのお店です。
イベントスペースやレストランアンテナショップがあり、まさにイタリアの雰囲気を感じることの出来る場所だと思います。
(私はまだ行ったことがないのですが、、、)

ナポリには3日間しか居れず、しかも天候も不良だったときに撮った写真でした。
それでも面白いもので、なんでも写真は撮っておくものだなぁと思いました。


よかったら遊びに行ってみて下さい。

会期:2012年4月2日(月)ー5月25日(金)
会場:FIAT Cafe
   107-0061 東京都港区北青山1-4-5 ロジェ青山


関係ないけど、春の食べ物、土筆をたくさん穫りました。
春の苦みを食べて、嬉しい気持ちになりました。

いまさらながらにそら豆の苗を買って来て、プランターで育てています。


ちょっとぎゅうぎゅうかなと思ったけど、3鉢のプランターに10株。
生き物と言うのは面白いもので、土の中に植えた途端、にょきにょきシャンと姿勢を正していきます。
多分、大きく伸びたいけど、栄養が不足していた所に、栄養がどんと行ったからだと思います。
翌日には驚くほど大きくなっていました。
成長過程が目に見えるというのは、育てる側としても喜びがあります。
5月まで順調に行って、美味しいそら豆が出来ることを祈っています。


ちょっと前ですが、倉敷で噂の林源十郎商店に行ってみました。
この場所は子どもの頃、何度か行ったことのある薬局あとでした。


3階の屋上からは倉敷の屋根とひやさい(細い路地)が一望出来ます。
ここがこんなに広い所だとは思っても見ませんでした。
私の好きな倉敷意匠室の直営店があって、ピッツェリア、ジェラテリアなんかもあって、面白い空間が出来て嬉しいな、と思うひとときでした。

神戸へプチ旅行。
下田逸郎さんが神戸、チキンジョージで「神戸港町物語」を上演するということで駆けつける。
それに託つけて神戸をぐるぐる廻ってみた。
今回は知る人ぞ知ると言った店を巡ることが出来た。

まずは豚まんの店、春陽軒


小振りな肉まんの中に肉味噌が入っている。
ちょっと味噌の熟成したような風味と皮のバランスが美味しい。
タレを付けても美味しいだろうと思う。
お持ち帰りと言うと、それ用の家で調理する用のがあるのも嬉しい。
なかなかに場所は分かり難いが、その分、たどり着いた感慨はある。


続いて広東料理処 お好み焼き 千代
広東料理とお好み焼きの店って面白い取り合わせだと思うのだけど、それが魅力的。
この店は料理の鉄人に出たり、TVによく出てたりして、有名店なのだけど、店構えからはそんな感じが全くしない。
店に入っても雰囲気も家庭的で、お店の人のさりげない心遣いがとっても嬉しい。
男性にはご飯を大盛り、女性にはスープにコラーゲンの玉を付けてくれる。


で私が頼んだのは、エビチリ定食。
エビチリが本当にピリ辛なんだけど、素直な味で気持ちがいい。
牛肉と大根のスープも大人しいのによく味が出ていて滋味がある。
香辛料を過剰にたくさん使っていないので、胃にもたれなくて、ジャスミンティを飲むと口の中がさっぱりとして逆にお腹がすいてくるような気さえする。


ついでと言うことで中華街で噂に名高い老祥記


いつも人がいっぱいでとても入れなさそうな気配だけど、この日は天候も悪い平日だった為か、並ばずに入れた。
なんと前の広場の東屋みたいな所にも人が居ない。
初めて食べた老祥記の肉まんはなんとも小ぶりで、何個でも食べちゃえそうに可愛い。
たしかに後から来た人達は何十個単位で買ってた。

中華街の隣のセンター街にはユーハイムの本店がある。
ユーハイムはバウムクーヘンで有名だけど、この本店限定で神戸牛のミートパイがある。

存在を聞いて無性に食べたくなって、立ち寄る。
ミートパイも初めてなら、神戸牛も初めて。
思ったより脂っこくなくて、パイ生地の甘さが肉のゴロゴロ感と相まって美味しい。
パイだから生地がこぼれちゃうけど、肉の歯ごたえはギッシリして、おやつとしてもいいけど、夕食の一品に加えても豪華な感じがする。

その後、IKEAに寄って目当ての家具を仕入れて、気がつくと7時過ぎ。

大慌てでチキンジョージへ。


ビールを持って席に着いたと同時に音楽がジャンと鳴り始めました。
ギリギリでした。
いろんなミュージシャンが入れ替わり立ち替わり出演し、豪華なひとときでした。
案の定、有山さんもしっかり笑わせてくれるし、天野翔さんていい人だなぁと感心したり。
とっても面白いみんな素敵な時間でした。
明日のエネルギー源となりました。

25日のライブがエンチケhttp://www.enticke.com/coupons/live/638/で有料配信される様です。
お勧め致します。

5日は第6回秀桜基金留学賞の授賞式でした。
私も歴代の受賞者ということで出席させて頂きました。
今回も私以外の歴代の受賞者もずらりと揃って、
秀桜基金を通じての温かい気持ちを再確認致しました。
後援会や関係者のお客様なども1年ぶりにお会いする方も多く、
楽しい歓談となりました。
私も壇上で少しお喋りをさせて戴きました。


来賓の方がたも、会の趣旨がよくわかっていらっしゃって、シンプルで楽しい祝辞が多かったです。


そして受賞者は3名、左から興梠 優護さん、天明 里奈さん、甲田 千晴さんが決まりました。
おめでとうございます。


そして翌6日は楽しみにしていた落語会。

落語会でもトップの人気を誇る柳家喬太郎・林家たい平の二人会ということで家族を引き連れ馳せ参じて参りました。

林家木りん 初天神
柳家喬太郎 井戸の茶碗
やなぎ南玉 独楽回し
林家たい平 お見立て

喬太郎さんも岡山の客にあわせて古典ということで、丁寧に演じておられました。
本当に情景が目に浮かぶようで、涙を流しながら笑い、感動しました。
たい平さんもテッパンの笑点ネタを存分に、サービス満点の笑いを届けてくれました。
まさか岡山で喬太郎さんを見ることができるなんて夢のようで、(多分他のお客さんもそんな感じ)とっても幸せなひとときでした。
今度は私の一番贔屓のさん喬さんが見たいな、と思うのです。

カプリ島あたり、ナポリ周辺の名産にレモンがある。
山中がレモンイエローで鮮やかに明るい。
そこのレモン使ったお酒のリモンチェッロは、アルコール度のひじょうに強い食後酒として知られている。
私はローマのレストランでビール、ワインを1本飲んだ挙句、知り合いの店員に勧められるまま7杯飲んですっかり二日酔い、三日酔いになってしまったことがある。

高橋秀先生にレモンをたくさん戴いたこともあり砂糖たっぷりだけど、僕には苦い思い出のリモンチェッロを作ってみようと思った。
高橋家のレモンは完全無農薬で身はプリプリ、そのまま食べても何故か甘さすら感じる不思議なレモンである。


リモンチェッロの作り方はまず、きれいにレモンの皮だけを剥く。
身と皮の間の白い部分が入ると苦くなるので注意しながら黄色い皮だけ集める。
思ったよりスンナリ剥ぐことができる。
そこにスピリタスを500ml。


その状態で1週間ほどおくと皮の黄色がしみ出してくる。
皮が白くなったら濾して黄色いアルコールに400gの砂糖を溶かした500mlの水を加えて1週間ほどなじませる。

作るにあたって、いろいろなサイトで作り方を検索したが、砂糖水の量はそれぞれに違いがあったが、水分量が増えるに従ってアルコール度が下がってくるので、それは嫌なので砂糖400g、水500gとした。
ちなみにレモンは11個使いました。


と知ったようなことを書いているが、砂糖水を加えたばかりの所なので、まだ試飲していない。
あと1週間ほど馴染んでどんな味になるのか楽しみである。
でも買った製品より色は格段に濃いので、期待大。


先日、書いた生まれ年のワインは、翌日の方が当然旨さ、香りが強くなったのだけど、思い描いたほどやって来なかった。
多分カベルネフランの味だと思うのだけど初めて出会う味のような気がした。
トータルで言うと値段相応だと思った。

久しぶりに自由な時間がとれたので一度でいいから行ってみたいと思っていた牛窓に行くことにする。
降るのか降らないのかはっきりしない天気だけど、なんだかとってもスムーズな運転。

日生に入るとカキオコ、牡蠣、カキオコ、牡蠣と書いた看板が至る所にある。

欲を出してとりあえず牛窓を通り越して日生の五味の市まで。
お昼頃についたので、もうあらかた魚類の販売は終わっていて、牡蠣の残りを売っている。
牡蠣屋のおばちゃんたちがはやく店じまいをしたいみたいで、おまけをつけるからなどと、いろいろなセールストークをしてくる。

日生に夕立受山というロマンティックな名前の山がある。


10分ほど登ってみると頂上に。
日生の海が眼下に広がる。
複雑な地形の海の中に牡蠣棚も見えて、潮の流れと豊かな山の栄養が牡蠣の生育に良いのだろうということがよくわかる。


牛窓に戻って瀬戸内市美術館からの眺め。

牛窓の名物のオリーブ園。




牛窓は日本のエーゲ海と呼ばれるのだけど、エーゲ海を見たことがないので本当にそうなのかは分からないけど、とにかくここが素敵な場所だということを実感する。
空気がとても美味しくて、ここでぼーっとするのも気持ちがいい。
本当に佐竹徳さんの絵の世界がここに広がっていた。
描いても描いても、描くべき魅力がたくさんある場所のようです。

天気が良い時に来るのもいいなぁ。
(でも季節と天気が適度に悪かったせいで他のお客さんは誰もいませんでした。)


オリーブ園の反対側には広大な塩田跡が広がっている。

左下の谷間の方では雲が生まれつつあった。

とても清々しく気持ちのよいことばかりで、また制作を頑張ろうと思った一日であった。

ちなみに帰宅後は、今日が誕生日だったので、


我が家のセラーに放置してあった誕生年のワインを開けてみる。
シャトー・ド・ラ・ドーフィーヌ1979。
めったに呑まないフランスワインの押しの弱さに少々肩すかしを喰らったような気さえする。
それでも抜栓後、しばらくすると香りも味もなじんできたのかな。
半分残しておいた明日の味が楽しみ。

久しぶりに自分の時間が取れる日なので、午後から井原市立田中美術館の小谷元彦展へ。
写真などで見たことはあっても、本物のパワーというのは実物を見て感じないといけない。
見ていて身を切られるような痛みを感じる作品の数々だった。
丁度、入館した時には学芸員さんの解説をやっていたけど、僕は解説というのが嫌いなのでパスする。
毎回思うのだけど、この美術館の建物構造がよくわからなくて、もう少し分かりやすいと良いのに、と思う。
そうすれば市役所を改装しました感が、少しは薄まると思うのだけど。
美術館の外に出て田中苑という庭があることに今更気付く。
何度も来ているのに何故だろう。
起伏を付けて、都会の中にあることを忘れさてくれる、結構綺麗なお庭。


ただ私が居た時だけ風花が舞った。

その後、福山へ知人の展覧会を尋ねる。
展ギャラリーが移転して随分経つが、初めて訪れる。


あてがあるようでないドライブというのも楽しくて好きなのです。


午前はスペインのカダケスの版画コンクールの作品と図録が帰ってきた。


賞には入らなかったけど、作品が売れたらしくユーロ紙幣が入っていた。
そんなに安い価格設定ではなかったと思ったが、作品を持ってくれる人がいるというのは嬉しい。
なんだかお年玉みたいだ。
また次の展覧会の出品費に使いたいと思う。

youtube、イタリア語ではユーツーブと発音していた、に色彩銅版画の刷り方についての動画をアップしてみました。

私のメインテクニックである銅版画のカラー刷りについて解説したものです。
実際に1枚の版画を印刷するのに30分以上掛かっていたのですが、10分程度にまとめたので、説明不足のところもありると思います。
なんとなく版画制作の雰囲気でも感じて頂けますと幸いです。


興味がありましたらご高覧下さい。

こういうのを作ったら色気が出て来て、もう少し良い映像を作りたいと思うようになってきました。
今回の反省を活かせれば作れそうだから、いずれ作ってみたいと思います。

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プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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