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銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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ウフィツィ美術館を10時15分に予約してあるので、それまで随分時間があり、それまでフィレンツェの街をふらふらと歩く。
石造りの塔のある建物があり、守衛さんが二人で居る。
バルジェッロ国立博物館。
時間があれば寄ろうと思っていただけに、好都合。

入ってみるとぶったまげました。
ルネサンス彫刻の宝庫ではないですか。

1階にはミケランジェロのバッカスがありました。
受験勉強の時、何度もデッサンをしたブルータスもありました。
ブルータスのカエサルを殺す意志の強さと心の痛みを90°にひねった首で表現しているのだとか。
このポーズ、長時間すると結構厳しいものがあります。
思っていたよりしっかりノミの跡が残っていてミケランジェロの息づかいを感じて感激。

上の階に行くとドナテッロのダヴィデ像。
そして後ろを振り返ると、同じくドナテッロの聖ジョルジョ。
ダヴィデ像は、こんな少年がゴリアテの首を切れちゃうのと思わざるを得ないぐらい、色っぽい像でした。

聖ジョルジョは全身石膏像が大学にもあってなんとも不思議な気分でした。
しかし、なによりここの部屋にはドナテッロの作品がたくさんあって立ち止まったり、歩き回ったりしているだけで幸せな気分を味あわせてくれます。

さらに上の階にはヴェロオキオによるダヴィデ像まであり、より詳しく見るチャンスがあります。
ともに2つとも美術の教科書には載っている作品。

なにより2つとも官能的。
ヴェロッキオはドナテッロのダヴィデを見ていたのでしょう。
うっとりと見ていると、うっかりウフィツィ美術館の予約時間を過ごしてしまいそうでしたので、大慌ててでその場を立ち去ったのでした。


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ピッティ宮のボーボリ公園。

以前、ドゥーモ横のジォットの鐘楼に登った時に、不思議な建物もあるし彼所は何だろう?
と疑問に思っていました。
ボーボリ公園に行って気づきました。
ここだったのです。

とにかく広大な公園。
こんな天文台のような、イタリアぽくないような建物あるし。


これは何なんでしょうか。

池もあるし、噴水もあるし、べルヴェデーレ要塞とやらもありました。
洞窟があって、つららのような鍾乳石をうまく利用して人体や様々なものを彫刻している。
顔や身体からつららが垂れていてちょっとグロデスク。
洞窟って涼しいものだけど、それを見ているだけで心が冷えてくる。

それ以外の彫刻、噴水などもいっぷう変わった物がある。
よく見ると発見が多いのだろう。

日差しはとても強いけど、丘だから涼しい風が吹いている。
緑、街を眺めていると暑い日差しも忘れてボーっとしたくなる。


ボーボリ公園よりのフィレンツェの町並み。

なんとも不思議な場所でした。

ちょいと旅に出てました。
今回はフィレンツェ、ヴェネチア、ミラノを巡る旅。

ローマからフィレンツェは電車で2時間と思ったより近い距離にあります。
それでも過去2回行って、総滞在時間が5時間しかなかったので、ほとんど何も見ていない状況。
いつかは腹をくくって、念願のウフィツィ美術館にも行かねばならないと思っていました。

そして、フィレンツェへ。
まずはサン・ロレンツォ教会。
ここはメディチ家のお墓があるところ。

ここのメディチ家礼拝堂がミケランジェロのデザインで有名。
ロレンツォ像の下に「曙」と「黄昏」、ジュリアーノ像の下に「昼」と「夜」。
このジュリアーノの首像は美大経験者は必ずデッサンしたであろう石膏像の一つです。
本物とのご対面で感慨深いなぁ。
でも石膏の時も思ってたけど、首が長いと思うのですがどうなのでしょうか。
気持ちが引き締まります。

フィレンツェの駅の名前にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。
なんだか石けんとか、薬の製造で有名な教会らしいです。
近くに薬局もあります。


床に映るステンドグラスの光。

ゼッキZECCHI
フィレンツェで有名な画材屋。


日本でもここのオリジナル商品を輸入しているところもあるそうで、ZECCHI印の絵具やらスケッチブックなどありました。
ここでは版画の道具を買いました。
日本では見たことのない物も沢山あって、大喜びで眺めていました。
こっちの画材屋はどこもテンペラ、フレスコ用の顔料が大瓶に入っていて小売りしています。
それを見ているだけでも楽しい。
日本画の岩絵具を見ているよう。
何を買ったかは後ほどアップします。

ポンテベッキオを越えてずんずん歩くとピッティ宮がある。


建物いっぱいひしめいているフィレンツェの中にこれほど大きな建物があるとは思いもしませんでした。
本当に大きな宮殿。
ここにはいくつもの美術館、博物館とボーボリ公園があって、チケットも分かれている。
チケット売り場で両方のチケットを買おうとすると、閉館まで1時間敷かないから片方選びなさいと言われる。
ボーボリ公園を選ぶと宮殿の裏の広大な公園へ。
歩いていると本当にここはどこなんだと思うほどに広い。
確かにまわりきれない。

その後、夕食を食べ、バスで知人お勧めのミケランジェロ広場へ。
ちょうど日が暮れるところが見られる。
ここミケランジェロ広場は、雑誌などでフィレンツェ全体が写った写真がありますが、だいたいここから撮ったものなのだそうです。


きれいに夕日が沈み、真っ暗な闇がフィレンツェを包みます。

他には捨て子養育院絵画館、ストロッツィ宮のガリレオ展などを見て1日目は終わって行きました。


ということで、旅の日記をちょこちょこアップして行きます。

先週からアルデア(ローマから50kmほど南の町)に住んでいる彫刻家の加藤さんのお宅で、版画のお手伝い。
自分のアトリエではないので、思うように進まないけど、手探り手探り。
いろいろ道具も購入する。
でもプレス機は立派なのがあるのでスゴイ。


アルデアは海の近くで、のどかなところ。
太陽の光も風も気持ちよいので、テラスに出て、ずっとおいしい食事をごちそうになっていて、手伝いに来たのか、居候に来たのかどっちなんだと言う状況。

一昨日、ローマに戻って来たら、昨日から酷暑。
今日からまたしばらくアルデア滞在。

来週からの旅の準備もある程度終わり、一安心。
イタリア鉄道(tren italia)のAMICAというのになっているので、料金が20%引きというのがありがたい。
フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノと簡単に巡ってきます。



写真は関係ないけどプラハの旅より。


写真をミニチュア写真に加工してくれるサイトTiltShiftMakerで加工しました。

プラハに関する最後の記事は、簡単に食べ物について。

チェコの料理は肉食中心、そして量が多いです。


これはグラーシュ。
くり抜いたパンが器になっている代表的なスープです。
トマト味のシチューみたいな感じ。


プラハ・ハム。
バターと西洋わさび、マスタードソースが付いています。


スヴィチコヴァとクネドリーキ。
スヴィチコヴァは豚肉のソースがけ。
クネドリーキは付け合わせの蒸しパンみたいなもの。
これにしっかりソースをからめて食べます。


プラハ城に乾杯。
チョコと言えばビール。
たいがいのビールが麦芽100%なので濃厚で旨い。
バドワイザーの元祖のブドヴァイザー・ブドヴァル、ピルスナータイプのビールの元祖のピルスナー・ウルクェル、他にもそれぞれの黒、ブッドビール、クルソヴィーチェ、ラデグラストなどの種類を呑みました。

あとは以前より食べてみたかった、ザウアークラウトを初めて食べれたのが嬉しかった。
甘酸っぱいキャベツの漬け物。

食べれなかったのは、ソーセージとローストダック、ます料理。

基本的にローマに比べて物価が安いので、随分助かりました。
そしてなにより全て美味しかった。
イタリア人が多いのかイタリアレストラン、ピッツェリアもたくさんあり、店名などもイタリア語で書かれた物がたくさん見受けられました。

プラハの中心部分はドイツっぽいメルヘンチックな建物が多く、郊外(宿があった)に目を向けると、ソ連(共産圏)的な建物もたくさんあり、さまざまな国の影響を受けていたのだと感じます。
なんとなく歴史の光と影を感じる瞬間でもありました。
チェコ人の友達の言うには、今チェコの経済も多分にもれず、世界恐慌の煽りを受けたいへんな様です。


2日目は旧市街、新市街のある東岸からプラハ城のある西岸へ。


プラハ観光と言えばここ。
旧市街側の橋塔からカレル橋、プラハ城を望む。


これがプラハ城。


小地区側の橋塔。


塔の脇にはヴルタヴァ川にそそぐ小川沿いの家。
雰囲気が良い。


お城から東岸の街を眺める。
キレイ。


西岸、カンパ美術館から東岸を。

昨日のように夕方には激しい雷と雨。
でも昨日と違ってビール宿りしているうちに止みました。


今回は無事お城の夜景が撮れました。

プラハの街自体はそんなに広くなく、端から端まで歩いても1日と掛かりません。
しかしじっくり見ようとすればやはり3日では足りないようです。
そしてチェスキー・クルムロフの日帰りを加えても良かったかもしれません。

本心を言えば、あちこちに行っても、名所をまわったり、人の話をじっくり聞いたり、隅から隅まで巡って、一つ残らず見過ごすまい、聞き漏らすまいという姿勢が僕は嫌いで、ただ、その街の中に立って、坐って、お茶でもしながらその場所の気配、空気を感じていけたら、それだけで良いような気がします。
観光とは光を観るのだそうです。

初日は月曜日だったので主だった美術館、博物館系はお休み、ということで街を見て歩くことに。

モノの本によると、プラハのメインの観光地は1区にまとまっていて、だいたい旧市街、新市街、ユダヤ人地区、お城のある地区とに分かれる。

旧市街に行って本当に驚きました。
まるでおとぎ話のような世界が広がっていました。


町中の建物がずっとこんな感じ。
ローマと違う建物、色の軽さにウキウキする。
(ローマって、とにかく重いから。)


家ごとにパステル系の色で壁を塗っています。
緑色が綺麗に映える町並み。


屋根も緑。


ヤンフス像のある旧市街地広場のティーン教会と町並み。


音楽の街プラハは至る所でコンサートが開かれ、その告知のビラを持った人も沢山いました。
演奏している人も広場や街角でもよく見かけました。


市民会館の横にある火薬塔。
ハーフトーンの町並みの中に、ところどころにこういった黒い建物がニョキッとあるのも迫力があって、景色が引き締まります。


市民会館。
夕食はチェコ人の友達がチェコ料理が食べたいという僕のリクエストに応えて、予約しておいてくれた市民会館地下のレストランPLEZENSKA RESTAURACEで食事。
友達が働いているとかで、随分とサービスしてくれました。
多分、団体客向けのレストランのようですが、一人で行っても生演奏なんかもあって楽しい。

とっても感謝。
なんと日本語メニューもあって大助かりでした。
プラハ、意外と日本語書いてあります。


でも僕の周りにはほとんど日本人はいなくて、韓国人、中国人観光客がいっぱいだったけど。

前日にタクシーの中で見た川沿いの夜景をもう一度見たいと思って待っていたけど、一向に日は暮れず、9時くらいから猛烈に激しい雷と雨が降り始めたので、宿に退散。
結局、夜中までピカピカ、ゴロゴロと降り続きました。
どうやら6月〜10月の日没は大体10時頃とひじょうにゆっくりとしているらしい。

ちょこっとチェコのプラハに行ってきました。
3泊4日というより初日に着いたのは深夜0時なので、まるで3泊3日。

航空会社はWIZZAIR
ハンガリーの格安航空会社。
空港でここの飛行機を見た時はビックリしました。
このカラーリング。


ありですか、赤紫と青紫。
どこよりも目立っていて、僕は好きです。
機内にテレビモニターはないので、添乗員が緊急時の酸素マスクとかの説明を身振り手振りで(なんだか踊りっぽかった)説明している。

プラハに着くと一目散にタクシーで宿まで飛ばす。
ヴルタヴァ川(ドイツ名ではモルダウ川)沿いに映る夜景の美しいこと。

ちなみに宿はSir Toby's Hostel Prague
バックパッカー向けの安宿だけど、結構親切でHPも日本語版があります。
なんだかロックな雰囲気の面白いところでした。

ということで夜はすぐに過ぎて行き、続きはまた明日。

一昨夜遅くから急な雨。
ずっと晴れていたので久しぶりの雨。
お陰で高かった気温も下がって、半袖だと冷えるぐらい。

寒い時にはコーヒーが美味しい。
イタリアでコーヒーと言うとエスプレッソのこと。
イタリアのエスプレッソは見たことがない人はビックリするくらい少ない。
スターバックスコーヒーのエスプレッソのシングル(だっけ、少ないの)ぐらいの量。
でも濃いエスプレッソを1日に何杯も飲むイタリア人にはそのくらいがちょうどいいのだろう。
ちなみに0.8〜1ユーロが標準価格。

ローマで一番コーヒーの美味しいと言われる2店舗、サンテウスタッキオとタッツァドーロを行き来しているうちに先日、パーコレーターを買いました。
さすがに味はでっかいウン万円からウン十万円もする機械には勝てませんが、気に入ってます。


正式名称は分かりませんがこんなの。
これは1/2カップサイズの超小さいヤツ。


ステイ先の家の3カップ用と並べるとこのサイズ。

棚を見てるとこんなのもありました。


5カップか6カップ用だと思う。

それでとうとう前から欲しかったタイプのパーコレーターも買っちゃいました。


2カップ用。
こういう変でカッコいいのが好きです。
そういえば日本の家にも3カップ用があります。

と言うことで上記2店舗の豆の呑み比べを楽しんでいる日々です。

日本から友達がやって来て、案内したりされたり、
ついでにいろんな人にあったりの1週間でした。
日本人4人、イタリア人2人で夏なのに「おでん」をしたのは楽しかったなぁ。

土産にお願いして映画「ローマの休日」を持って来て貰いました。
はずかしながら、まだ見たことがなかったもので。

昨日、見てみると、映っている場所はよく知ったローマのあちこち。
ちょっとビックリしました。
本当に日常的に見ていて、通っている風景が映画となっていたのですから。

学校終わりに、昨日「ローマの休日」を見てね、、、と話しながら友達と何気なくスペイン広場の方に歩いて行ったのです。
細かい道があって、まだ行ったことのない道があったので入ってみると、マルグッタ通りでした。
映画でグレゴリー・ペック演じるジョー・ブラッドリーの住んで居た家のあるところ。
全くの偶然で、ちょっと震えました。

ローマはどこでも絵になる風景に出会える町です。


この先が住居でした。

昨日、学校に行ったら、友達が「今日スタディオ・オリンピコで中田英寿の出るサッカーの試合があるけど行きませんか」という。
そういえば、随分前にそういうニュース見たなぁ、今日だったのか。
と二つ返事で行く。

チケットを持ってなかったのでスタジアムに行けばあるだろう、と思って行ったのですが、なかなか見つからない。
スタジアムの周りをぐるぐる回りながら、いろんな人に聞いてチケット売り場を探し求めさすらった後、ようやく見つけられました。
すごく分かりにくい、というか地味すぎ。


今回の試合はカンデラと言う選手の引退試合を兼ねてローマ'01 vs フランス’98ということで、お互いに優勝した時のメンバーを集めて試合をしようという趣旨のもでした。
ですから、みんな引退した選手ばかりでした。

告白しますとテレビでもサッカーの試合は最初から最後まで見たことは一度もありません。
正直、あんまし興味がある方ではないのです。

そんな僕でも聞いたことのある選手は何人かいました。
ジダン、トッティ、中田英寿、、、。


客席はローマ側は10ユーロで満員、フランス側は5ユーロでスカスカ。
そりゃそうでしょう、ここはローマだから。


肝心の試合内容はあまり緊張感のある試合とは言えませんでした。
引退して随分経つ選手もいるので、無理できないのもあるし、明らかに太っている選手もいました。
うーん。
僕の友達も中田は後半は出なかったし、試合もダレ気味だし、バスの時間が、ってことで途中で帰っちゃいました。


それでも一番盛り上がったのが開会式。


両キャプテンの入場は映画『ベン・ハー』を意識した演出。


手前のトラックのところ、ローマのキャプテン、トッティの乗った馬車。
こういうのを見るとエンターテイメントだなぁと、感心します。
もっとも、今日が特別だったみたいですが、カッコよかった。


発煙筒も登場してあちこちでボヤ(?)騒ぎしながら、盛り上がって行きます。


チケット売り場を探している時に取材に来ていたAさんに会ったり、スタジアムに居たらKさん夫妻から、「これからスタジアム行くんだけど一緒に行かない?」って電話があって「実は居るんです」ということもあったりの偶然に驚いた面白い日でした。

一昨日は先週に引き続き、アウディトリアムにLangLang(朗朗/ラン・ラン)を見に行く。
僕が初めてラン・ランを知ったのはNHK-BSでやっていた、2003年のヴェルビエ音楽祭の8台ピアノ(全部スタインウェイ)で世界の巨匠ピアニスト達に挑戦的で誰よりも楽しそうに演奏していたのが印象に残っていました。
その後、北京オリンピックの開会式でもピアノを弾いていました。

6月の目玉公演として2日〜5日までLang Lang Fest(ラン・ラン祭)と題してラン・ランのコンサートが続きます。
僕が行ったのは初日で中ホールでのコンサートでした。(初日以外は大ホールです。)

前半はシューベルトの「ます」
サンタ・チェチリア・アカデミア・オーケストラのソリスト4人との競演です。
才能がある人は何でも楽しく弾けちゃうんだなぁ。
それでもなんだか予定通りの演奏といった感じ。
(もちろん素晴らしいのです)

後半はチャイコフスキーの「Trio in la minore」。
ロシアの広大で寂しい叙情的な風景を思わせるヴァイオリンで始まる。
でも、ラン・ランがピアノを弾き始めると、明るい楽しげな景色に変わってしまう。
これが良いことか悪いことか分からないけど、これはラン・ラン独特のあっけらっかんとしたスゴい個性だと思う。
本当に楽しそうに弾いている。
ラン・ランのソロのところなんてロシアの暗ーい大地じゃなくて中国の大地が見えました。
途中、ラン・ランのパワーに引きずられてヴァイオリンの弦が切れるハプニングも。
なんだか客席のみんなは拍手してますが。

今回の演奏はらしさがなんとなく弱めでしたが、最後はラン・ランらしいパフォーマンスで締めました。
満足、満足。



ボルゲーゼ公園の強烈な光。

昨日は誘いを受けて、アウディトリアムに鼓童/KODO-EKKYO-を見に行く。
会場はローマで一番のコンサート会場。
何日か前にはYahooのトップニュースにもローマのサンタ・チェチーリア音楽院オーケストラと競演と出ていました。
昨日はソロ公演。

客席はイタリア人が沢山居て8割がた埋まっているように見受けられました。
最初は獅子(?)と言う演目。
次第に大きくなる太鼓の音に会場が揺れる。
日本の型を意識した演出に、イタリア人も感心しきり。

曲間に太鼓や道具、演者が入れ替わる。
それすらも儀式のように見える様式の美。

静寂も音楽にして、大太鼓のドンという音でその緊張を破る。
その緊張を破った音が、さらに大きな緊張を生み出す。
太鼓の音は「ハレ(=祭、非日常)」、それ以外を「ケ(=自然、日常)」ととらえると、なんとなく日本人の生活、意識(無意識)にしっくるとくるものがあるような気がする。
バラバラと降る雨の音に聞こえたり、季節の移り変わりを感じたりすることも日本の音楽がいかに自然を大切にしているのかがよくわかる。
というかむしろ昔は人間と自然との距離が近かったのだろうと思う。

鼓童を聞いて特に太鼓は自然の音なんだと感じた。
目に焼き付いたのは、一心不乱に太鼓を叩く姿。
それこそ「打ち込む」と言う言葉の方が相応しいのだろうか。
何事にも一心不乱に打ち込むプロフェッショナル(職業人)の姿を目の当たりにして、考えることもたくさんありました。
そして改めて日本人の僕が日本の様式美の美しさを再確認し、沢山得る物があったコンサートでした。

演奏が終わると、しばらくその余韻を感じてからの拍手と口笛。
そしてあちこちから「ブラビッシミ(最高!)」っていう声が飛んでいました。
最後は客全員でのスタンディングオベーション。
演者がお礼のお辞儀をするとイタリア人客もお辞儀を仕返していました。


一緒に行った一人が演者さんとお知り合いということで終了後、バックステージにちょこっと行かせてもらえたのも貴重な体験。

日本で聞くのと、日本より乾いた空気のローマで聞くのとでは、どう音が違うのかも興味があります。
ちょっとハマっちゃうなぁ。
僕の中で日本ブームが起きそうです。


ご存知の人も居るでしょうが実はこの日は、サッカー、ヨーロッパチャンピオンリーグの決勝戦の日。
会場のアウディトリアムの川を挟んで向かいがスタジアム。
帰りはお互いに余韻醒めやらぬままサポーターの人たちと帰りました。
バルセロナが勝ってよかった。
だって周りの人、みんな皆バルセロナのユニホーム着てるんだもの。
負けてたら怖かったなぁ。

余談ですが、その日、家の下のスーパーではこんなことになっていました。


お酒コーナーがきれいにラッピングされて販売禁止になっていました。
なぜ?と思いながら写真を撮っていると店員さんが説明してくれました。
スタジアム内でお酒を飲むことは法律で禁止されていて、もし見つかると逮捕されるんだそうです。
たしかにみんな酔っぱらっての応援は、サッカーの場合ヤバそうです。
それにしても、ここはスタジアムよりけっこう離れているのですが。

トルコ人の友達がアカデミア(美術学校)のトルコ人の教授にこないだ会ったから、会ってみる?って言ってくれたので、アカデミアに行ってみました。

わりかい近所に在るのは知っていましたが、行くのは初めて。
聞くとその教授も版画の先生らしくて興味津々。

行って見ると1階の良いところに版画教室が在りました。
描画室、印刷部屋(2つ在った)といくつかに分かれています。
丁度、授業のど真ん中だったらしく、生徒さんも沢山、それでも自由気ままに、描画する子、印刷する子、それ以外の子などなどでいっぱい。
先生はそのいくつもの教室を行ったり来たりして、忙しそうに指導しています。
結構、手取り足取りで教えているので意外な感じ。

銅版以外の亜鉛版、塩ビ版を使っている人もいました。
けっこう大ざっぱな仕事っぷり。


プレス機もいろんなのがあります。
道具好きにはたまらない瞬間。
いくつかをピックアップ。


これは一番上の横棒の部分がくるくるまわります。
多分、ヨーロッパに見られるフェルトが筒状になっているのに(うまく説明できないのだけど)対応するタイプなんだろうと思う。


これはハンドルがいっぱい付いていてカッコいい。
やっぱり持ち手は木のが素敵だなぁ。


これは正式名称は分からないけど、アルビオンプレスでいいのかな。
活版や木口木版の印刷に使います。
銅版やリトグラフのようなプレス機だと力がインクに対して横から加わるので、インクが横に流れてしまいがちですが、そうならないように上から力を加えることが出来ます。
この機械は貴重です。

その他にも色々な種類なものがありました。
でもベッドプレートが思ったより大きいのがなかったなぁ。
せいぜい60cm幅。
大きいのは作らないのかな?

久しぶりに作業している空気と、インクの匂いを嗅いでしばしの幸せに浸った瞬間でした。


話は変わって、なんだか近くて遠い北の将軍様の国が、核実験やらミサイル発射やらで物騒なことをやらかしているとのこと。
こっちのニュースでも大きく取り上げられています。
でもアメリカのオバマ大統領がこれこれこういう声明を出したと映像付きで流すのですが、日本の麻生首相がこれこれ言ったとは流れないのです。
たまたま見た時に流れてなかっただけかもしれませんが。
こういうのを見ると、まだまだ日本の存在は小さいなぁ、と感じてしまう今日この頃です。
頑張らないといけません。

ローマで海水浴場といえばオスティアだそうで、
友達に誘われて、ローマの中心から西南に1時間弱ほど
列車を乗り継いだ町、オスティアに行ってきました。

イタリア人は海が大好き。
まだ5月なのにも関わらず、案の定芋の子を洗うような人出。
テレビで見た江ノ島の景色みたい。


ずーっと、ずーっと、ずーっとこんな感じで遥か向こうまで広がっています。
イタリア人は例のベルルスコーニ首相のオバマ大統領への発言にもあったように、肌を焼くのが大好き。
でも大きな声では言えないけれど正直な話、
見るに耐えない様なお体を恥ずかし気もなく横たえて焼いています。
ちょっと幻滅しちゃう瞬間。


沖を見るとヨットがすいすい。


帰りに近所の遺跡オスティア・アンティカに寄ってみました。


思ったより広くてまるでポンペイのような遺跡でした。


まわりは緑の自然が広がって、この町がぽつんとあります。
神殿、集会場、劇場、商店街、住居区域、お風呂などなど、
往時の姿を想像すると、かなり町として発展していたことがよくわかります。

紀元前4世紀に建設されたものの、すぐ横を通るテヴェレ川の土砂によって紀元4世紀には衰退、廃墟となったようです。

イタリアは各専門業種に細かく分かれているので、
ホームセンターみたいなところはないのかと思って、
知人に聞いたらありました。

フランス系列みたいですが
Leroy Merlin

でも郊外にしかないので、なかなか行くのには億劫な距離。
たしかに町中にホームセンターのような巨大な敷地はないですけど。

で知人に連れて行ってもらいました。

やっぱりホームセンターは面白い。
日本の方が品数は多いかもしれませんが、日本にはない物が沢山あって面白い。
興味が尽きなくて、ずーっと遊んでしまいました。

探していた野菜のタネも見つかりました。


でこれを見つけたのは嬉しかった。
やはりイタリアではホームセンターで売っていました。


通称、ウマの脚。
これを二つ一組にして上にベニヤ板を乗せると、あっという間に作業台に早変わり。
使わない時は重ねて片付けれます。
これはオススメです。
日本で売ったら流行ると思うんだけど。。
10ユーロから30ユーロくらいまで、いろんな種類のがありました。
これなら日本に帰ってからも簡単に作れるなぁと、観察しました。




というようなことを堪能したのでした。



近くにはこんなテレビ塔がありました。
スゴい形やなぁ。

昨日は"La notte dei musei(美術館の夜)"というイベントがありました。
このイベントはフランスがヨーロッパ各国に声をかけて実現して、今回でもう何回目かだそうです。

ローマではあちこちの美術館、博物館、歴史的建築物などで夜の8時から日付をまたいで2時まで無料で入館出来るという日でした。
展覧会とかだけじゃなくてコンサートも開かれていたようです。

夜間(深夜)な上に無料ですから、どこの施設も沢山の人でにぎわっていたそうです。
友達に誘われて僕が行ったのはクイリナーレの未来派の展覧会。
前も1度見ていましたが、会期終了直前にもう1度見ることが出来ていい勉強になりました。

何より感心したのはイタリア人の文化に対する関心の高さと、政府が主導して文化を広めて行こうと言う姿勢。
クイリナーレも本当にたくさんの人でした。
クイリナーレに行く途中もいくつかの美術館の前を通りましたが、どこも長蛇の列。
中に入ると、みんな思い思い楽しんでいる。
一瞬、本当に夜なのかと疑いました。

そして先ほど政府の姿勢と書きましたが、この日は地下鉄も夜中の3時まで動いているのです。
(もっともローマには夜間バスと言って昼間とは違うルートだけど夜専用のバスもありますが。)
行きたくても交通手段がないといけないのですが、きちんと折衝してます。
この点には感心しました。

さらに美術館の周りを見るとレストランとかバールが超満員で大流行りなのです。
お祭りのような雰囲気でした。
これって下手なことするより経済効果高いと思うのですがどうなんでしょうか。
実際、僕もローマで一番美味しいジェラテリア”サンクリスピーノ”でアイスを食べ、ローマで一番美味しいバール”サンテウスタッキオ”でコーヒーを飲みました。


トレビの泉です。
夜中1時をまわっているのにも関わらず、この人出。


交通手段を含め様々な環境面で日本ではこういうことは難しいんだろうなぁと思い、イタリアが羨ましくなりました。


サンタンジェロ城も綺麗です。
映画「天使と悪魔」ですね。

テレビでたまにローマ時代を舞台にしたドラマをやっています。
スパルタカスとか十戒みたいな感じ。
最初は映画なのかなと思っていたけど、どうも違う。
やっている時は何チャンネルもかぶって、連続物、特番物、ぞれぞれ局ごとに制作したドラマをやっています。
(クリスマス前後がピークだったような気もします。)

今更ながら見ていて気づいたのです。
イタリアに於ける「時代劇」ってこの時代のことなんだと。
多分アメリカでは西部時代だとおもう。

最初から最後までずっと通してみたことがないので、日本みたいな勧善懲悪なストーリーなのかどうなのかわからないのだけど、なんとなく得心したのでした。


今日は作品画像をUP。



音連れの庭・緑の中へ
2008年 銅版画(アクアチント、エッチング、シンコレ)
45.0×45.0cm ed.5

今の時期のローマの夕方は夜の8時くらいまで明るく、
また昼には強かった日差しが和らぐとても心地よい時間帯。

久しぶりにスペイン広場へ。
便箋とか封筒とかのお手紙道具を買いに、近くにある文房具屋へ行くため。
近づいてびっくり。

あのスペイン階段にギッシリ観光客が坐っているのを見て、怖くなって思わず脇道に逸れてしまいました。

結局、便箋は素敵な物が沢山見つかって、予想通りの買い過ぎ。


こんなの。
こういう物に関してはイタリアにはお洒落な物がいっぱい。
魅惑なところです。

おさんぽ日和が続きます。
ちょっと日陰はまだ冷えますが。


ふと建物の上の方を見ると、、、


よく見ると、右側の建物、真ん中の下の方は左の建物にめり込んでいます。
でも上の部分は右の建物が左の建物に覆いかぶさっているように見えます。

どっちが先に出来たのでしょうか。
右はヌオーヴァ教会
左はオラトリオ・デイ・フィリッピーニ。
どちらにせよ1600年前後の建物。


学校の帰りにテルミニ駅近くの画廊la___linea artecontemporanea
へ。
久後育大さんとロザンナ・ロッシさんの版画の二人展。
空間も作品も興味深い展覧会でした。
展示空間の奥がスタジオになっていて制作空間が広がっていました。
おもしろいなぁ。
こういう方法があるのね、とちょっとヒントを貰いました。

今日は4月最終日曜日なので無料のヴァチカン美術館へ。
過去2回行ったのですが、2回とも情けないことにピナコテーカ(絵画館)へ行き損ねていたので、今日は絵画館が目的。
ダ・ヴィンチの聖ヒエロニムス(ってイタリア語だとジローラモなのですね)にも出会えました。
プッサンとカラヴァッジョの良いのがありました。
あとはさっと観てシスティナ礼拝堂に寄って帰宅。

それでも9時過ぎに列んで入館は11時半。
3月後半からローマも観光客がグンと増えました。
毎日学校に通う為にヴァチカン、サンピエトロ広場の前を通っているのでよく分かります。

昼からは版画を刷る。
乾燥場所、乾燥時間の関係で刷れるのは1週間に1回がやっと。
それでもまぁまぁのリズム。


春になったので空豆が出はじめてしばらく経ちます。


イタリア人は生のまま、皮ごと食べてしまいます。
僕も食べてみましたが、青臭くて食べられない。
イタリア人信じられん。
やっぱり茹でたのか焼いたのが好き。
ホクホクのを食べてると幸せです。

というわけで本日のアンティパスト。


生プロシュットと焼豚、空豆、黒オリーブ。
こっちのハムはメチャクチャおいしい。
日本の物とは全然違う。
イタリアに来てハムを食べないと言うのはもったいない話。
こっちで食べるから美味しいのもあるんだろうけど、たぶん同じ物を日本に持って行っても違う味がするのではないかと思う。
相変わらず美味しい日々です。

久しぶりに今日は朝からシトシト雨。
なので、のんびりと版画の彫りの仕事と手間のかかる料理をしました。


コツコツとビュランで彫ってます、木口木版。
ビュランの仕事にも大分慣れてきました。
この木は集成材なので、木と木の継いだ所が木目が変わって、気をつけないと力が余って彫り過ぎたり、逆に彫りにくくなったりする。
まだ途中、慎重にしないといけない。


料理はボッコンチーニ(一口大に切った牛肉の煮込み、みたいなもの)を作りました。
肉を柔らかくする為に前日からワインにつけておき、それを2時間以上掛けてひたすら野菜やらブイヨンやらと煮ると言う料理。
もうちょっと何か足すとビーフシチューみたいな感じ。
食べるのは明日。
こんなの。

そういえば今週は学校で映画の撮影をしていました。


なぜかエントランスに今までなかった絵が掛かっていたり、郵便ポストがあったり、面白い物でした。
管理人のおじさんの服もいつもよりお洒落だったり(もしかして写る気だったの?)。

見慣れた学校も映画の中でみると全く別の世界になってしまうのでしょう。
でも残念ながらこの映画のタイトルとか情報を何にも知りません。

ローマの春はとてもきれいです。



ついでにイタリア、ローマの観光情報サイトを。
イタリア政府観光局(日本語なのが便利。)
ローマ観光局(こっちはイタリア語)

今日は「広重」展

コルソ美術館にて。

広重って浮世絵の歌川(安藤)広重です。
東海道53次で有名な人。

この展覧会はホノルル美術アカデミーの所蔵の浮世絵を紹介する展覧会。

浮世絵のサイズというのは大体決まっている物なのですが、初めて見るサイズが何種類かあって、驚きました。
お札のようなサイズとか、うんと縦長のものまであって、面白い。

展覧会の構成が素晴らしい。
イタリアの展覧会は予算に余裕があるのか、アイデアがいっぱいあるのか、面白い演出。


会場入ってすぐに浮世絵のような緩やかなアーチを描いた橋。
その脇に坪庭、江戸時代の情緒を思い描かせるような障子。


幟も沢山あったり、鳥の鳴き声、人々の喧噪のBGMが流れたり、大きな鳥居が部屋のしきりに使ったり、所々に障子を置いてみたり、江戸の雰囲気を紹介しようと様々な工夫が見られます。
極めつけは、受付とかの係員の女性が全員、着物をアレンジした服を着ていました。
このイタリア人の展示を楽しもうという姿勢には感心します。
日本でも展示にこれぐらいの余裕が出てくると、もっともっと楽しい展覧会が出来るんだと思います。


合間に漢字を書いてみようというコーナー。
この板に水で濡らした指とか筆とかで書くと、濡れた所が色が濃くなるという寸法の物。
面白い、欲しかった。
会場の最後、グッズコーナーに売っていました。
ブッダボードてなもんですね。

もちろん広重の絵も良かったです。
意外に、版木の彫りがザックリと大まかな物とか、微妙に色ズレがあったりしましたが、保存状態も含め、重要なコレクションです。


展覧会後、近くまで来たので、ローマで一番美味しいと評判のジェラテリア、サン・クリスピーノへ。


トレビの泉の近く(ローマに来て7ヶ月目にして初めてトレビの泉にやってきました、デカイです)。
食べたのはピスタチオのアイスクリーム。
コーンがなくてカップだけっていうのと少々お高いのが玉に傷ですが、クリーミーで軽くてめちゃ美味しいです。
食べた端から次のが食べたくなっちゃう。


夜は法王様のパスクアのお祈りのあるコロッセオ。
人が沢山居るの嫌いなので、早々に帰りました。
帰ったらテレビで中継してました。

今日はパスクア(復活祭)。
イタリアは3連休です。

最近行った展覧会を。

「ジォットと1300年代」
ヴェネチア広場のコンプレッソ・ヴィットーリオ

ジォットを中心として1300年代の絵画、彫刻、本などを展示。
1階部分にはジォットを中心として、重要な作家の作品が列んでいました、
当然のことながら、今までジォットをこれほどまとめてみる機会はなかったので、嬉しくって仕方がない。
会場をウロウロ、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
それまで(ジォット以前)の絵画と違って、ジォットの絵画は空間的にも膨らみがあって、柔らかい表現が感じられる。
でもちゃんと存在感があって、なるほどこりゃスゴいと感心する。
ビザンチン絵画からルネッサンス絵画への扉を開いたんだそうです。

その時代に作られた本も何冊もある。
羊皮紙に1ページごとに丁寧に描かれた絵と文章を興味深く見る。
印刷というシステムが発達していなかった以上、一つ一つを手で描かなくてはいけなかったのだけど、あまりに豪華。
大きくて厚くて一人では持てないだろうという物から、ほんとに小さな小さな物まで。
こういうのを見ると、本を作りたいなぁという欲求が沸々とわいてくる。

6月29日まで。



写真はパスクアの日、ヴァチカンの法王様がコロッセオでパスクアのお祈りをされるというので、行ってみる。
コロッセオの向かいのフォロ・ロマーノ。


春ですね。
スーパーにも続々と春の野菜が登場しています。

昨日はバジリコを買いました。


小さな鉢ごとで99セントなり。
これで新鮮なバジリコが当分楽しめます。
あとはこんなのでイタリアパセリが欲しいなぁ。

今日作った春色スパゲッティ。


ブロッコリーと空豆と生ハムのスパゲッティ。

こっちは空豆を日本みたいに大きくプリプリになるまで育てないみたいで、
若いうちに中の皮ごと食べてしまいます。
確かに若いので皮ごと食べても口の中に残ったりしません。
でも僕としては、大きなプリプリ、ホクホクのを食べたい気もします。
もう少し待てば大きくなるかな。


ちなみにタイトルは「春眠暁を覚えず」のイタリア語判、「四月の甘い眠り」。
これはこれで素敵なネーミングだと思っています。

プロフィール
HN:
yusuke-okamura
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1979/02/15
職業:
版画家
趣味:
大道芸
自己紹介:
銅版画による色彩の研究と、アートを通した心豊かな暮らしを提案するために版画を制作しています。
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